お好みフォト・プリンター[★★]
【道具解説】 『お好みフォト・プリンター』は撮り損ないの写真を、自由に修正してくれるひみつ道具である。さらに、写真の時間を進めたり、遅らせたり、風景も進めたり、戻したりして、写真に写っていない場面のものまで自由自在に写すことができる。
【使用目的】 ハイキングでスネ夫の写してくれたのび太の写真はたったの一枚であり、それも体の半分しか写っていない写真であった。「お好みフォト・プリンター」は撮りそこないの写真を気にいるように修正するために取りだされた。
【使用結果】 しずちゃんから写真を借り、セルフタイマーを押して、のび太の前に立ったスネ夫のため、完全に隠れている写真をもアングルを変えて修正できた。写っていない写真からも、この道具で風景を進めたり、戻したりして、のび太を写真の中央で写すことができた。スネ夫が双眼鏡を貸してくれなかったので、小鳥とかリスを見ることができなかったが、この道具でそうした小鳥やリスをプリントアウトできた。
写真はなかったが、ハイキングでにわか雨のあと、きれいな虹が出た。そのきれいな虹もしっかりと写真に残すことができた。ハイキングから帰る途中をこの道具のディスプレーで見ていると、スネ夫の忘れた双眼鏡を発見して、『どこでもドア』で取ってくることができた。
スネ夫の家にこれを届けに行くと、スネ夫のママが「うそはいけないざます!! スネちゃまがハイキングに持ち出して、なくしたんでしょう」と厳しく説教し、それに対して、スネ夫は「ちがうってばママ!! 神さまにちかって、ぼくは双眼鏡なんかしりません!!」と泣きながら答えていた。
[S15732・B01093・048606:230]