お好み建国用品いろいろ[★★★]

【道具解説】 ひみつ道具である『お好み建国用品いろいろ』では、『国旗』(081)を立てて建国を宣言する。のび太の作った国旗はドラえもんから蚊取り線香かとけなされたが、のび太の「の」を使ったものであり、のび太国と名付けた。

 

  国の出入り口となる『国境ゲート』(081)、『国境マーカー』(081)で囲った部分がその国の領土となる。『パスポート(081)を持っているので、領土の外に出れば外国人となる。『国境警備隊』(081)が無断入国者を厳しくチェックしている。『亡命許可証』(445)は、「政治問題などで、ある国にすめなくなった人が、他の国へ保護をもとめたり、にげこんだり」するための許可証である。

 

  『外交官信任状』(409)があるため、のび太はママから遊びを禁止されたが、「外交官の身分は、国際法で保護されている」と抗議している。のび太国紙幣で2人のおやつ分をママに支払っている。

 

【使用目的】  出木杉のペンフレンドのスミス君が日本に来るということで、女の子は「キャー キャー」騒いでいた。のび太は「日本人はどうして外国人に弱いんだろ。くだらない!」と強がっていたが、心の底では「ぼくも外国人になりたい!!」と思っていた。そのことを話すと、ドラえもんは「お好み建国用品いろいろ」を出してくれた。

 

【使用結果】 「亡命許可証」を落としたりするから、せっかく作った国がジャイアンに乗っとられてしまった。ジャイアンはドラえもんとのび太に「国境マーカー」を使わせて、土管のある広場もわが国の領土にしている。土管のある広場では、不法侵入者は逮捕すると宣言し、傍若無人の振る舞いをしていた。しかし、かあちゃんに見つかって、追い掛けられることになった。その理由は「国境線」がマンホールの上にひかれ、そのマンホールが工事で開けられ、切断されたためである。

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