狼男クリーム[★★]

【道具解説】 ひみつ道具である『狼男クリーム』を「ペタ ペタ」顔に塗ると、月みたいに丸いものを見るとオオカミに変身する。水で洗えば元に戻ることができる。

 

【使用目的】 のび太は学校の作文で、オオカミ男よりもママの怒った顔のほうがもっと怖いと書いて、ママに「なんで、こんなことをかいたの」と叱られてしまった。のび太は思ったことをそのまま書いただけであり、ドラえもんにその点を問いただした。すると、ドラえもんはひみつ道具『おおかみ男クリーム』を出し、比較することになった。

 

【使用結果】 ママが誤って、鏡台にあった「おおかみ男クリーム」を塗って外出しようとしていた。それに気づいた、ドラえもんはママの外出に付き添うことにした。通りを歩いていると、女の子が風船をもって歩いていたので、すばやく隠したり、ジャイアンやスネ夫がサッカーをしていたときには、ボールを「ボン」とママの見えないほうに蹴ったりした。

 

  お客さんの家に行くと、まわりの丸いものを片付け、お盆も丸いものでなく四角いものに頼んだり、出されるお菓子も丸いせんべいであったので、ドラえもんが「ボリ ボリ バリ バリ」と食べてしまったので、とうとう外につまみ出されてしまった。

 

  外で、待機していたら、家の中で「キャー」という悲鳴が聞こえたので、行ってみるとママがオオカミに変身し、女の人が仰向けに倒れて、失神していた。ドラえもんはお医者さんを呼ばなくちゃと、大騒ぎしていた。

 

 遅くなって、夜帰るとき、ママが強盗に「金を出せて」と、懐中電灯で照らされて、脅された。すると、強盗のほうが飛び上がって逃げて行ってしまった。ママは鏡台の前で、「わたしって、そんなにこわい顔なのかしら」と深刻に考え込んでいた。

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