エースキャップ[★★]
【道具解説】 ひみつ道具である『エースキャップ』を被って投げると、誰でも名投手になることができる。
【使用目的】 のび太が的を目がけてボールを投げても、コントロールが悪くてなかなか的に当たらなかった。のび太がしょんぼりしながら、「どんなに、練習してもだめだ。ぼくは才能がないんだ」とため息をつくと、ドラえもんがひみつ道具『エースキャプ』を出してくれた。
【使用結果】 ドラえもんが「さあ、はりきっていこう! 相手チームをばったばったと三振にしちゃおう!」と励ますと、案に相違して、のび太は野球のための練習じゃないと言い出した。のび太は寝そべって本を読んでいる時に、鼻をかんで、くずかごまではるばる捨てに行くのが面倒だからと言いながら、鼻かみを「ポイ」と投げて、くずかごに「ポト」と入れている。
ドラえもんから「子どものくせにそんなめんどくさがってると、ろくなことがないぞ」と言われてしまった。
寝ていると往来で、ジャイアンとスネ夫がのび太の悪口を言っているのが聞こえてきたので、かんでいたガムを投げて、ふたりをガムのかすで「べトー」とさせている。階下で、ママがしずちゃんから電話と言われたが、めんどくさいので、自分で自分を投げたらどうなるかと思い、しずちゃんのところへ思い切って「ブウン」と投げた。
ママは電話の前で、「どこへ、いったのかしら。せっかくしずちゃんが、北海道から電話をくださったのに」と、ドラえもんに話しかけていた。
[S05157・A06101・037409:331]