ぜったい安全がさ[★★]
[初出誌] 『ぜったいあんぜんがさ』、「小学一年生」1982年7月号、6頁、39コマ
[単行本] 『ぜったい安全がさ』、「てんとう虫コミックススペシャル ドラえもんカラー作品集第2巻」1999年12月1日 初版第1刷発行、6頁、39コマ
[大全集] 『ぜったい安全がさ』、「藤子・F・不二雄大全集 ドラえもん 15」2011年9月27日 初版第1刷発行、6頁、39コマ
【初出誌vs.大全集】
「もう、ぜったいにおもてに出ない。ずうっとうちにいる」が「もうぜったいにおもてに出ない。ずーっとうちにいる」に変更[32(4)]
「お天気なのに、みっともない」が「いいお天気なのにみっともない」に変更[33(1)]
「やあい、あかんべえ」が「やーい、あかんべ~」に変更[35(1)]
[梗概] 今日も、のび太は黒い野良犬に追い掛けられ、さらに、ジャイアンやスネ夫に追われて、かろうじて家にたどり着くことができた。早速、ママからお使いを頼まれたが、断ることもできず、渋々行くことになった。ドラえもんがひみつ道具である『ぜったい安全がさ』を差し出してくれたが、いい天気なので持たないで出かけた。
のび太が買い物途中、野良犬に追い掛けられて逃げまどっていると、「タケコプター」で追いかけてきたドラえもんがこの安全がさを「ポト」と落とし、「さしてみな」と命令した。のび太が追い掛けてきた犬に、このかさをさして、「ブルン」と回すと、野良犬は「ビュウ」と飛んでいってしまった。ジャイアンやスネ夫も同様に対応できた。
しずちゃんと歩きながら、飛んできたボールが当たりそうになると、このかさで「カアン」と打ち、信号赤で車が突進してきても、このかさでひらりと身を交わすことができた。のび太は無事家に帰れたが、肝心の買い物は忘れてしまった。
[S1504・D0206・018207]