こごとひらいしん[★★]

[初出誌] 『こごとひらいしん』、「小学一年生」198112月号、7頁、47コマ

[単行本]  『こごとひらいしん』、「てんとう虫コミックススペシャル ドラえもんカラー作品集第4巻」2001125日 初版第1刷発行、7頁、47コマ

[大全集] 『こごとひらいしん』、「藤子・F・不二雄大全集 ドラえもん 142011629日 初版第1刷発行、7頁、47コマ

 

【初出誌vs.大全集】

 「ひらいしんって、しってるだろう」が「ひらいしんて知ってるだろ」に変更[70(7)]

 「おういジャイアン」が「おーい、ジャイアン」に変更[72(8)]

 「人ちがいだよ」が「人ちがいだよっ」に変更[73(4)]

 「まてつ、このやろう」が「待てっ、このやろー」に変更[73(8)]

 「しいらない」が「知ーらない」に変更[74(6)]

 

 [梗概] その日はジャイアンに追い掛けられ、先生は成績の件で家を訪れ、ママには0点のテストを発見され、パパのゴルフ道具にいたずらした、そうした一日であった。ドラえもんに相談すると、『こごとひらいしん』を出してくれた。怒られた時、この避雷針を近くの人の頭の上にのせると、こごとはすべてそちらへ流れるという優れものである。 

 

   ジャイアンの時にはスネ夫に、先生からの時にはパパに、ママからの時にはドラえもんに、パパからの時にはママに、こことひらいしんをのせて、いずれの窮地もうまく脱することができた。

 

 のび太がジャイアンに再度追い掛けられた時、野良ネコのクロに避雷針をのせて、バトンタッチをした。のび太がクロから避雷針を取り戻すと、近所の家々にしたクロのいたずらを全部引き受け、厳しい叱責にさらされた。その中には、魚を盗んだり、小鳥を食べたり、赤ちゃんをひっかいたり、襖を破いて、床の間におしっこした件などが含まれていた。

[S1409D0402018112]