植物あるかせ液[★★]
[初出誌] 『しょくぶつあるかせえき』、「小学一年生」1981年8月号、7頁、44コマ
[単行本] 『植物歩かせ液』、「てんとう虫コミックススペシャル ドラえもんカラー作品集第4巻」2001年1月25日 初版第1刷発行、7頁、44コマ
[大全集] 『植物あるかせ液』、「藤子・F・不二雄大全集 ドラえもん 14」2011年6月29日 初版第1刷発行、7頁、44コマ
【初出誌vs.大全集】
変更なし
[梗概] のび太が初めててっぺんまで登った、学校の木が切られることになった。のび太がドラえもんにこのことを相談しようと家に帰る途中、ジャイアンにつかまり、庭の草むしりを命じられ、家に帰るとママから庭の草むしりを言い付けられた。
ドラえもんが帰ってきたので、その話をすると『植物歩かせえき』を出してくれた。この液を庭の草にかけると、草に足が出て、庭のすべての草は庭から逃げ出した。学校へ行く途中、ジャイアンにつかまったが、この液をジャイアンに与えた。ジャイアンがこの液をかけすぎたため、庭の草花はみんな逃げ出し、かあちゃんから大目玉を食らった。
学校の木にこの液をかけると、その木は裏山まで歩いて移動して、大地にしっかりと根をはった。そこへ、かあちゃんに叱られたジャイアンが追い掛けてきた。ジャイアンがドラえもんとのび太の首をつかんで殴りかかろうとしたら、その木はジャイアンを葉で「バン」と殴り、根で「ボン」と蹴り飛ばしてしまった。
[S1405・D0404・018108]