写真入りこみスコープ[★★]
[初出誌] 『しゃしんはいりこみスコープ』、「小学一年生」1981年5月号、7頁、35コマ
[単行本] 『写真入りこみスコープ』、「てんとう虫コミックススペシャル ドラえもんカラー作品集第2巻」1999年12月1日 初版第1刷発行、7頁、35コマ
[大全集] 『写真入りこみスコープ』、「藤子・F・不二雄大全集 ドラえもん 14」2011年6月29日 初版第1刷発行、7頁、35コマ
【初出誌vs.大全集】
「ええ、そうだったかな…」が「え、そうだったかな…」に変更[20(6)]
「しゃしんのやまへ、はいれるの」が「写真の中へ入れるの?」に変更[23(4)]
「おうい、そろそろかえるよ」が「おーい、そろそろ帰るよ」に変更[25(1)]
「ごはんよう」が「ごはんよー」に変更[25(3)]
[梗概] のび太はハイキングの写真を見ていて、ドイツ製の双眼鏡を山に忘れてきたことに気づいた。ドラえもんが出したひみつ道具である『写真は入りこみスコープ』に、ハイキングの写真を入れてスクリーンに映すと、のび太はその中に入りこむことができ、双眼鏡もすぐに発見することができた。
画面の中で遊んでいると、しずちゃんが遊びに来たので、しずちゃんにも画面の中に入ってもらった。トンボが飛び、セミが「ミ~ン ミ~ン」と啼く夏の暑い日だった。ドラえもんを加えて、湖でひみつ道具である『モーターたらい』を使って、鬼ごっこをすることになった。広い湖でみんなとても楽しく遊ぶことができた。
鬼ごっこの終わった後も、のび太は双眼鏡を見ながら、「宝島がみえる。海ぞくがきた」とはしゃぎまわっていた。ママから、「ごはんよー」と告げられると、双眼鏡を持たないで家に帰ってきてしまった。すると、ドラえもんから「また双眼鏡をなくして、何しに行ったんだ」とのび太はきつく叱られた。
[S1402・D0207・018105]