九かんマイク[★★]

[初出誌] 『九かんマイク』、「小学一年生」19814月号、6頁、31コマ

[大全集] 『九かんマイク』、「藤子・F・不二雄大全集 ドラえもん 142011629日 初版第1刷発行、6頁、31コマ

 

【初出誌vs.大全集】

 変更なし

 

 [梗概] スネ夫が九官鳥を買ったというので、みんなで見に行くと、九官鳥は「すねおえらい。すねおにほんいち」としゃべっていた。ジャイアンは「じぶんがおしえたんじゃないか」と不機嫌な顔をしていた。

 

 ドラえもんに話すと、『九かんマイク』を出してくれた。どんな動物でも、このマイクで話しかけた言葉を覚えて、しゃべることができる。しずちゃんとこのマイクを持って、菜の花畑に行くことになった。チョウに「菜の花」の歌を教えると、たくさんのチョウがその歌を歌い出した。のび太は「これも九かんちょう」だねと、ダジャレをいっている。

 

 ジャイアンにこのマイクを奪われてしまった。イヌにかっこいい言葉を教えようとしたら、かあちゃんから「また、ふくをやぶいたね」と叱られたので、「かあちゃんかんべん。ゆるして」と謝った。すると、イヌも同じように「かあちゃんかんべん。ゆるしてゆるして」と何度もしゃべった。ジャイアンは九かん犬に、「やめてくれ、かっこわるい」と冷や汗を垂らしながら頼んでいる。

[S1401M01032018104]