海水コントローラー[★★]

[初出誌] 『かい水コントローラー』、「小学一年生」19809月号、7頁、39コマ

[単行本]  『海水コントローラー』、「てんとう虫コミックススペシャル ドラえもんカラー作品集第1巻」199993日 初版第1刷発行、7頁、39コマ

[大全集] 『海水コントローラー』、「藤子・F・不二雄大全集 ドラえもん 132011430日 初版第1刷発行、7頁、39コマ

 

【初出誌vs.大全集】

 「ようし、ぼくもれんしゅうするぞ」が「よおし、ぼくも練習するぞ」に変更[48(3)]

 「あったかあい」が「あったか~い」に変更[51(3)]

 「わあ、おもしろい」が「わー、おもしろい」に変更[53(2)]

 

 [梗概] スネ夫はサーフィンの名人であるいとこから、サーフィンを学ぶことになった。のび太なんかにできるものかと、スネ夫にバカにされたので、家に帰って、ドラえもんに「どんなへたくそでもサーフィンにすぐ乗れ機」を出してと懇願した。

 

  一刀両断のもとに、そんなものないと断られ、そのうえ、泳げないくせにと非難されたので、即座に、「どんなへたくそでもすぐ泳げる機」を出してと泣きついている。根負けしたドラえもんは海にひみつ道具である『海水コントローラー』を出して、波を穏やかにしたり、冷たい海水を温めたりしている。

 

 用事でドラえもんがいなくなると、のび太はこのコントローラーのボタンを操作して、流れるプールにし、サーフボードを出し、波を大きくしてサーフィンを楽しんでいた。調子に乗りすぎたので、のび太は『どこでもドア』から、海水と一緒にのび太の部屋に「ザバー」と吹っ飛ばされてしまった。

[S1306D0111018009]