実体げんとう機[★★]
[初出誌] 『ほんものげんとうき』、「小学一年生」1980年8月号、7頁、41コマ
[単行本] 『本物げんとう機』、「てんとう虫コミックススペシャル ドラえもんカラー作品集第3巻」2000年4月3日 初版第1刷発行、7頁、41コマ
[大全集] 『実体げんとう機』、「藤子・F・不二雄大全集 ドラえもん 13」2011年4月30日 初版第1刷発行、7頁、41コマ
【初出誌vs.大全集】
タイトル『ほんものげんとうき』が『実体げんとう機』に変更
「ひええ、これ一こで」が「ひえー、これ一個で」に変更[41(1)]
「もうおきばがなくて、こまってるの」が「もう置き場がなくてこまってんの」に変更[41(2)]
「ドラえもん」が「ドラえも~ん」に変更[42(4)]
「かいじゅうずかんのえをうつしてたんだ」が「怪獣図鑑の絵をうつしたんだ」に変更[43(1)]
「ずうっとかざっておきたいんだけど」が「ずーっとかざっておきたいんだけど」に変更[43(7)]
[梗概] スネ夫から何百万円もする骨董品の自慢話を聞いて、のび太もパパもうらやましくなった。すると、ドラえもんが絵でも写真でも本物そっくりにうつる『本物げんとう機』を出してくれた。この機械の「そのままスイッチ」を押せば、庭にも玄関にも床の間にも、本物そっくりの世界の壺を写すことができる。
スネ夫もこれらの壺を見て悔しがり、一方、ママはパパにこんな高い物を買ってと、叱責している。この機械を使えば、世界旅行ごっこもでき、しずちゃんの外国の絵はがきを写して、のび太はイタリアのピサの斜塔を見学している。
[S1305・D0310・018008]