ロボット服[★★]
[初出誌] 『ロボットふく』、「小学一年生」1980年6月号、7頁、43コマ
[単行本] 『ロボット服』、「てんとう虫コミックススペシャル ドラえもんカラー作品集第3巻」2000年4月3日 初版第1刷発行、7頁、43コマ
[大全集] 『ロボット服』、「藤子・F・不二雄大全集 ドラえもん 13」2011年4月30日 初版第1刷発行、7頁、43コマ
【初出誌vs.大全集】
「はばとびのきょうそうしてるんだ」が「幅とびの競争してる」に変更[29(7)]
「ええつ」が「え~つ」に変更[30(1)]
[梗概] 今日も遅刻をしたので、叱られて残された。のび太は家に帰ると、「なぜ起こしてくれなかったの」と抗議すると、ドラえもんは「起こしたのに起きなかったんだっ」と反論した。のび太が「あしたちこくしたらどうしよう」とつぶやいたので、ドラえもんは『ロボット服』を取り出した。この服は命令通りに動くことができるひみつ道具である。
ママから葉書を出すように頼まれたけれども、この服を着ていたため、ひとりでにポストまで行くことができた。土管のある広場で、ジャイアンたちが幅跳び競争をしていた。負けたらゲンコツだと脅されたので、のび太がロボット服に「跳んで」と頼むと、第一位になってしまった。すると、ジャイアンが「のび太が勝つなんてなまいきだ」と難癖を付けてきたが、この服を着て闘うと、ジャイアンをノックアウトすることができた。
明日に備えて、のび太はこの服を着て寝た。汚れていたので、ママがのび太が寝ている間に着替えさせて、この服を洗濯して干しておいた。翌朝、ドラえもんが「早く学校へ」と怒鳴ると、洗濯竿に干してしておいた服が走り出した。
[S1303・D0315・018006]