おりたたみハウス[★★]
[初出誌] 『おりたたみハウス』、「小学一年生」1980年1月号、7頁、36コマ
[単行本] 『おりたたみハウス』、「てんとう虫コミックス ドラえもん短編第24巻」1982年4月25日 初版第1刷発行、7頁、36コマ
[大全集] 『おりたたみハウス』、「藤子・F・不二雄大全集 ドラえもん 12」2011年3月30日 初版第1刷発行、7頁、36コマ
【初出誌vs.大全集】
「あれっ」が「あれ」に変更[77(2)]
「あれっ」が「あれ」に変更[78(4)]
「やあいやあい、ままごとしてる」が「やーやー、ままごとしてる」に変更[81(1)]
「あれっ……」が「あれ……」に変更[82(1)]
「こらっ見るな。あっちへいけっ」が「こらあっ、見るな。あっちへ行けっ」に変更[82(5)]
[梗概] 学校から帰ったのび太も、ボール遊びから帰ったドラえもんも、家にカギがかかっていたので、家に入ることができなかった、「ピュウ」と寒風の吹く午後であったので、ドラえもんはひみつ道具『おりたたみハウス』を出している。
広場でこのハウスを広げると、「ムク ムク」と大きくなり、前と横には壁があって、中を見ることはできたが、自由に入ることはできなかった。絵に描いたストーブに火をつけると温かくなり、冷蔵庫からおやつを出したり、テレビを見たりして楽しむことができた。しずちゃんに電話すると遊びにやってきた。窓からは海が見え、耳を澄ますと波の音も聞こえてきた。時計を「グル グル」すすめると、この部屋だけが夜になってしまった。
広場に遊びに来たジャイアンとスネ夫が「やあやあ、ままごとしてる。男のくせに」と冷やかすので、はずかしくなり、帰るとママに会うことができた。一方、ジャイアンはかあちゃんに見つかり、「ちゃんとカギをかけておいた」と言い訳したが、そのカギが見つからず、親子で「ハクション」をすることになった。
ジャイアンはドラえもんに「カギが見つかるまで、あの家かして」と頼みにきたので、カギをかすことにした。ジャイアンとかあちゃんが家にいるところを、スネ夫と安雄とはる夫がのぞいたので、ジャイアンは「こらあっみるな、あっちへいけっ」と怒鳴っていた。
[S1210・A2410・018001]