占いカードボックス[★★]

【道具解説】 『占いカードボックス』は占う人の行く末を占うひみつ道具である。このカードボックスで占うと三枚のカードが出てきて、そのカードが占いのヒントを列挙してくれる。

 

【使用目的】 のび太はスネ夫に魚釣りに連れて行ってもらうことになった。喜んで帰る途中、しずちゃんから、一人で留守番をするため遊びに来ないかと誘われた。二人と約束してしまったので、ドラえもんに相談すると、ドラえもんは『パーマン』も使っているひみつ道具である『コピーロボット』を出してくれた。

 

  二人ののび太ができあがると、釣りか遊びかで迷ってしまった。ドラえもんはひみつ道具である『うらないカードボックス』を出している。

 

【使用結果】 釣りに行った場合と、しずちゃんの所へいった場合を占ってくれた。三枚のカードを、釣りの場合、のび太は「魚がどんどんつれてよろこんで、夜になるまでむちゅうでつるんだ」と解釈した。しずちゃんの場合、三枚のカードを「とちゅうでジャイアンに野球にさそわれて、エラーをしてなぐられて大きなこぶができるんだ」と解釈した。その結果、のび太本人は釣りに行くことを決めた。

 

 コピーののび太がしずちゃんの所へ行く途中、ジャイアンに会った。ジャイアンはスネ夫の釣りの方へ行ってしまった。しずちゃんの家では、ファミコンのベースボールを楽しみ、終わってからふかしたてのまんじゅうをご馳走になった。

 

  釣りに行った本物ののび太はちっともつれず、つまんなかった。途中から加わったジャイアンがでっかい魚を釣ったが、魚の針をはずす時に逃げて、一緒に水の中へ「ドボ」と落ちてしまった。それを見て大笑いしたのび太はジャイアンにこっぴどく殴られ、しばらくの間、目の回りに星がちらついた。

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