いやな目メーター[]

【道具解説】 『いやな目メーター』は怒られたり、いじめられたりしていやな目にあうと、メーターに数字が出て、「その数字どおりにお金がでてなぐさめてくれる」ひみつ道具である。

 

【使用目的】  足がしびれるほど、ママからび太は長時間の説教を受けた。のび太がひどい目にあったと訴えると、ドラえもんは「ベー」と舌を出した。「カッカ カッカ」と怒ったのび太の前に、ドラえもんはひみつ道具である『いやな目メーター』を出し、なるべく激しく怒ってくれとリクエストししている。

 

【使用結果】 この道具を持って、ママに「ぼくは悪い子です。うんとしかってください」と頼むと、「そこに気がついてくれればいいのよ」と言われ、頭をナデナデされた。ジャイアンやスネ夫に頼んでも、いつもとちがって意地悪してくれません。頭にきたのび太は塀に思いっきり落書きをすると、怖いおじさんに棒で頭を殴られた。激しく殴られたので、持っていたメーターも壊れてしまった。

 

  落書きには、ジャイアンやスネ夫の悪口が書かれていたので、二人に石を投げられながら追われることになった。家に逃げ帰ると、ドラえもんから「こわれやすいから気をつけろといったのにィ、ばかばか」と泣いてしかられたが、のび太は「こわれる前におこってほしかった」と心の中でつぶやいた。

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