いつでも日記[★★]
【道具解説】 ひみつ道具である『いつでも日記』は、「わすれてからでも、いつでもつけられる」 ドラえもんは「いつでも日記」を取り出したが、ドラえもん自身未来のことまで書けるとは知らなかった。
【使用目的】 日記を書くことにおいて、ドラえもんは三日坊主であることが一番悪いと思っているので、注意しながらのび太に「いつでも日記」を出している。
【使用結果】 のび太の日記には、「一時三分、イヌにかまれた。二時三分、スキーですべってけがをした」と書かれてあったので、ドラえもんは「ゾオ~」とした。なぜならば、書かれたできごとは、かならず起こるからである。どうしようもないので、ドラえもんは「きみがさいなんにあうのをみるのは、つらい。ぼくはでかける」と言ってどっかへ行ってしまった。
心配になったが、家にいればだいじょうぶだと思って、本を読んでいた。すると、お客さんの連れてきたペロちゃんが部屋に入ってきて、のび太の足を「ガブリ」とかんでしまった。
しばらくすると、ジャイアンとスネ夫がスキーに誘いに来たが、「とんでもない」と断り、しずちゃんの誘いに「しつこいぞ」と怒鳴りつけて、腹を立てられてしまった。外まで「ごめんごめん」と追いかけたが、途中でハッと気づいて家に戻っている。
ママから気をつけて滑ればだいじょうぶだから、スキーに行くように言われた。のび太は「いやだったら、いやだ!」と顔を真っ赤にして怒鳴ったので、「そのたいどは、なんですかっ」ときつく叱られてしまった。
パパが二階へやってきて、「かあさんからきたぞ。なんていくじのないやつだ!」と説教され、「こどもは、からだをきたえなくちゃいかん。スキーに行きなさい! さあはやく」とせかされたので、「じ、じつは、ぼくのスキーがどっかへいっちゃって…」とうそをついた。
パパが探してやるというので、物置のスキーを先回りして、もってきて二階に隠そうとした。スキーをもって二階へ上がろうとしたとき、階段を「ツー ドタ ドタ」とスキーの上に乗って転げ落ち、結局、スキーで滑って、ケガをすることになってしまった。
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