たんぽぽくし[★★]

[初出誌] 『たんぽぽくし』、「小学一年生」19796月号、7頁、29コマ

[単行本]  『たんぽぽくし』、「てんとう虫コミックススペシャル ドラえもんカラー作品集第3巻」200043日 初版第1刷発行、7頁、29コマ

[大全集] 『たんぽぽくし』、「藤子・F・不二雄大全集 ドラえもん 122011330日 初版第1刷発行、7頁、29コマ

 

【初出誌vs.大全集】

 「風にのって空を飛べるんだね」が「風にのって空のたびか」に変更[27(5)]

  「さあ、ちゃくりくだ」が「たんぽぽのたねごっこ」に変更[30(4)]

 

 [梗概] タンポポは白色の冠毛で、風に乗って空を自由に飛べる。ドラえもんの出した『たんぽぽくし』で髪を梳かすと、のび太の髪はタンポポの種のように広がり、風に乗って空を飛び回ることができた。落ちたところへ新しいタンポポが生える。

 ジャイアンがこのくしを貸してもらうと、ドラえもんにしつこくどうしてこのくしを使わないかと尋ねた。挙げ句の果て、ジャイアンから、「髪の毛がないからだなあ」と大笑いされた。

 

 ジャイアンがタンポポくしを使って遊んでいると、つむじ風に吹き飛ばされて、「どぼ」と沼地に落ちてしまった。すると、ドラえもんは「あのままにしておくと、新しいジャイアンがはえてくる」と仕返ししている

[S1203D0320017906]