雪ふらし[★★]

[初出誌] 『ゆきふらし』、「小学一年生」19793月号、7頁、32コマ

[単行本]  『雪ふらし』、「ぴっかぴかコミックス ドラえもん 16200766日 初版第1刷発行、7頁、32コマ

[大全集] 『雪ふらし』、「藤子・F・不二雄大全集 ドラえもん 112011330日 初版第1刷発行、7頁、32コマ

 

【初出誌vs.大全集】

「このクリーナーですいこめば、5ふんでかたづく」が「このクリーナーで吸いこめば、五分でかたづくよ」に変更[98(3)]

「ゆきやこんこ」が「ゆーきやこんこ」に変更[98(4)]

「おういみんな」が「とられたよお」に変更[75(8)]

 

「ろうかに、ゲレンデをつくったよ」が「ろうかにゲレンデを作った」に変更[99(3)]

「スネオゆるさないざますよつ」が「スネ夫さん!ゆるさないざますよつ!」に変更[101(3)]

 

 [梗概] 寒がってコタツにあたっていたのび太は、雪が降り出すと、雪だるまを作るといって、元気よく外に飛び出した。すぐやんだので、ドラえもんは『ゆきふらし』で室内に、人工雪を降らせた。この雪は冷たくないし、溶けることもなかった。たくさん降らせた雪で、室内に大きな雪だるまを作った。たくさん降らせた人工雪もクリーナーで吸い込めば、五分で片付けることができた。

 

 ドラえもんは「ゆきふらし」で家を雪で包んで、雪の御殿を造った。廊下にゲレンデを作ってスキーをしたり、リフトに乗って二階へ行って、雪合戦をしたりした。さらに、高い雪の塔を屋上に作る計画もした。

 

 しかしながら、スネ夫が黙って、「ゆきふらし」を持ち出し、スネ夫の家で雪を降らせていた。止め方がわからなかったので、雪に埋もれたが、なんとかジャイアンがスコップで救出してくれた。しかし、スネ夫のママは「スネオ! ゆるさないざますよっ!」と雪に埋もれて、怒鳴っていた。

[S1113F1608017903]