宇宙探検すごろく[★★]
[初出誌] 『うちゅうたんけんすごろく』、「小学一年生」1979年2月号、7頁、42コマ
[単行本] 『宇宙探検すごろく』、「てんとう虫コミックス ドラえもん短編第20巻」1982年4月25日 初版第1刷発行、7頁、42コマ
[大全集] 『宇宙探検すごろく』、「藤子・F・不二雄大全集 ドラえもん 11」2010年11月30日 初版第1刷発行、7頁、42コマ
【初出誌vs.大全集】
変更なし
[梗概] のび太がすごろくをしようと呼び掛けると、みんなにバカにされたので泣いてドラえもんに訴えた。ドラえもんの取り出した『宇宙探検すごろく』はほんとに宇宙に行ったような気のするひみつ道具である。ボックス形式のこの道具に手を入れ、「するする」と中に入ると、のび太たちは別の宇宙の星の景色を目にすることになる。
このすごろくのサイコロは空に浮かび、レーザーガンで撃って目を決めるというものである。例えば、六の目の出たスネ夫は「ピョン ピョン」車に乗って進んだ先が沼の中であったので、一回休みになった。順調に進んでいるのび太やしずちゃんを追い越すため、ジャイアンとスネ夫は近道の気持ちの悪い森の中を通ったが、あいにく、怪獣に脅されてふりだしに戻ることになってしまった。しかし、二人はふりだしに戻らないで、車から降りて走って「上がり」を目指そうとした。
のび太としずちゃんはゴールに到着して上がり、ボックスの外に出ることができた。ジャイアンとスネ夫はいつまでも出でてこないので、ボックスの中を調べてみると、二人は道に迷い、「ウロ ウロ」しながら、泣きわめいていた。
[S1112・A2016・017902]