ゲラメソプンピストル[★★]
[初出誌] 『ゲラメソプンピストル』、「小学一年生」1978年12月号、7頁、50コマ
[単行本] 『ゲラメソプンピストル』、「ぴっかぴかコミックス ドラえもん 14」2006年12月5日 初版第1刷発行、7頁、50コマ
[大全集] 『ゲラメソプンピストル』、「藤子・F・不二雄大全集 ドラえもん 11」2010年11月30日 初版第1刷発行、7頁、50コマ
【初出誌vs.大全集】
「とられたよう」が「とられたよお」に変更[75(8)]
「いろんなたまがある」が「いろんなたまがあるよ」に変更[77(2)]
[梗概] のび太のピストルの弾はすべて的に当たり、しずちゃんからその腕を誉められた。ジャイアンは何発撃っても、ひとつも的に当たらないので、「こんなくだらない遊びはやめろ」と言って、ピストルを持っていってしまった。ドラえもんから『ゲラメソプンピストル』を借りて、奪われたピストルを取り返そうとした。このピストルの弾は笑い弾、怒り弾、泣き弾の三種である。
のび太がジャイアンからピストルを取り戻そうと歩いていると、スネ夫が白い子犬をいじめていた。ピストルの怒り弾がスネ夫ではなく犬に当たってしまった。この弾が当たると、子犬がうなりながらスネ夫を追い掛けてきた。鳴かないので捨てようかと考えていた小鳥の飼い主のリクエストに応えて、ポンと撃つと、「うえーん うえーん」と鳴き出した。
笑い弾を撃つと、おじいさんも受験生もみんな大笑い、おばあさんの入れ歯は笑いすぎてはずれてしまった。ジャイアンが広場で子どもたちをピストルでいじめていたので、最後の一発を撃つと、ジャイアンではなくいじめられている子に当たった。残っていたのは怒り弾であったので、その子は顔を真っ赤にして、ジャイアンを追い掛けている。
[S1110・F1401・017812]