かみなりだいこ[]

[初出誌] 『かみなりだいこ』、「小学一年生」19788月号、7頁、27コマ

[単行本]  『かみなりだいこ』、「ぴっかぴかコミックス ドラえもん 5200515日 初版第1刷発行、7頁、27コマ

[大全集] 『かみなりだいこ』、「藤子・F・不二雄大全集 ドラえもん 1120101130日 初版第1刷発行、7頁、27コマ

 

【初出誌vs.大全集】

 「文字なし」コマ削除[169(5)]

「見てろ……」コマ挿入[50(5)]

 

 [梗概]  黒い雲が広がって、ゴロゴロと雷が鳴り出すと、のび太ひとりだけ大急ぎで土管の中に隠れた。すると、みんなから、弱虫と囃し立てられた。「ゴロ ゴロ」といってジャイアンたちに追い掛けられると、のび太はドブに「バシャ」と落ちてしまった。

 

 ドラえもんから『かみなりだいこ』を出してもらい、自分で太鼓をたたくと、次第にカミナリになれ、怖くなくなった。土管のある広場で遊んでいるジャイアンとスネ夫をこの太鼓で、「ぴか ゴロ ゴロ」と威嚇していたが、途中で、ジャイアンに太鼓を奪われてしまった。

 

 ジャイアンが家で太鼓を「ゴロ ゴロ ゴロ」と打ち鳴らしていると、かあちゃんに叱られ、ほうきを持って追い回された。それを見て、ドラえもんは「あっちのかみなりのほうがこわい」と思わずつぶやいた。

[S1106F0504017808]