椅子改良機[]

【道具解説】 ひみつ道具である『椅子改良機』を椅子に取り付けると、椅子を好きなように改良することができる。おやつを出したり、椅子を雲のように柔らかくしたり、自動的に動いたり、空を飛んだりする椅子に自由自在に改良することができる。

 

【使用目的】 のび太は宿題が終わるまで椅子から立たないと宣言して、机に向かった。しばらくすると、「モジ モジ ソワ ソワ」 し出し、ついには、イスが固くてお尻が痛くなると愚痴り出した。そこで、ドラえもんは「椅子改良機」を取り出している。

 

【使用結果】 のび太が「椅子改良機」のマイクで「やわらかくなれ」といすに命令すると、フワフワして雲に乗っているような感じで、気持ちよく勉強ができた。しかし、のび太は気持ちがよすぎたため、「スヤ…」と眠り出した。怒ったドラえもんは「宿題おわるまではなすな!」とこの機械に命令して、のび太を再度いすに座らせた。

 

  おやつになっても席を離れることができないが、いすに「おやつをだせ」と命令すると、ケーキが出てきた。しばらくすると、トイレに行きたくなったが、ベルトをはずすことはできなかったので、「自動いすになれ」と言って、トイレに行くことができた。

 

 自動いすになったので、勉強をほったらかしにして、外へ遊びに行くと、ジャイアンたちにつかまったが、いすに「やっつけろ」と命令すると、ガスで二人をやっつけることができた。その後、ヘリコプターになって空中を飛び、のんびり昼寝をし、家に戻ると、宿題が一つもできていないのに気づいた。

 

 ドラえもんからいすを改良するしかないと言われ、改良することにした。改良したいすにはボクシングのグローブが付いていた。ドラえもんが「よそ見したり、手を止めたり、答えをまちがえたりしたらなぐれ」と命令すると、グローブは勉強しないのび太の頭を「ボカ ボカ」殴り出した。

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