イキアタリバッタリサイキンメーカー[★★]

【道具解説】 ひみつ道具である『イキアタリバッタリサイキンメーカー』は、新種の細菌をつくり出す実験装置である。この装置でドラや菌や空気にする菌を作ることができた。くだらない菌を消すライトも使用されている。

 

【使用目的】 のび太が部屋に入ると、ドラえもんは「パッ」と何かを『四次元ポケット』に隠した。ドラ焼きで買収すると、それは「イキアタリバッタリサイキンメーカー」であった。

 

【使用結果】 のび太がこの機械を使って、いろんな菌を作ったが、そのうちのひとつの菌を木の葉に混ぜて発酵させると、甘いジュースを作ることができた。このジュースはしずちゃん、スネ夫、ジャイアンなどに大好評であったので、のび太は「ノビジュース」と名付けて、コーラのように世界中に売り出そうと思った。


 家では別のシャーレの菌がドラやきを「ムク ムク」と大きくしていた。ドラえもんに言わせると、ドラや菌という「空気があるかぎり無限に大きくなり、ついには地球をおしつぶすおそろしい菌だぞ!!」というものであった。殺菌しないとたいへんなことになり、ドラえもんはどんどん膨張するドラやきに押しつぶされそうになったが、辛うじて部屋から脱出することができた。


 部屋がパンクしそうになった時、部屋から「シュウ~」という音が聞こえてきた。前にドラえもんがくだらない菌だといって、殺菌しようとしていた「どら焼きから空気をつくる菌」を、のび太が「何かの役に立つかもしれない」と保存して置いた。その菌に触れたため、巨大なドラやきは空気になってしまった。さらに、ドラえもんが買ったばかりのドラやきもその菌に触れたため、袋の中身は空っぽになっていた。

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