むりやり貯金箱[]

[初出誌] 『むりやりちょ金ばこ』、「小学一年生」19775月号、7頁、33コマ

[単行本]  『むりやり貯金箱』、「ぴっかぴかコミックス ドラえもん 32004115日 初版第1刷発行、7頁、33コマ

[大全集] 『むりやり貯金箱』、「藤子・F・不二雄大全集 ドラえもん 1020101030日 初版第1刷発行、7頁、33コマ

 

【初出誌vs.大全集】

 「このあいだおこづかいをあげたばっかりでしょ」が「このあいだおこづかいあげたばっかりでしょ」に変更[20(1)]

 「五ひゃくえんのプラモデル」が「五百円のプラモ」に変更[21(4)]

 「これでめもりを500にあわせる」が「めもりを500にあわせる」に変更[21(5)]

 

 「のび太がお金をもってるとむりやりちょ金させられちゃう」が「きみがお金を持ってるとむりやり貯金させられちゃう」に変更[22(1)]

 「たばこがかえないよ」が「たばこを買えないよ」に変更[25(1)]

 「三びゃくえんもはいっていたのよ」が「三百円も入っていたのよ。返して」に変更[25(5)]

 

 [梗概] のび太はママから無駄遣いするから、もうお金をあげませんと言われたので、ドラえもんに相談すると、『むりやり貯金箱』を出してくれた。のび太は五百円のプラモデルを買いたいので、この貯金箱の目盛りを五百に合わせた。のび太がお金を持っていると無理やり貯金させられ、しかも五百円貯まるまで絶対に開かない貯金箱である。

 

 のび太が五十円玉を拾い、チョコレートを買おうとすると無理やり貯金させられ、パパのタバコ代も貯金させられた。貯金箱を壊そうとすると、タコスミで攻撃された。しずちゃんの三百円入り財布も、ジャイアンのガム代も貯金することになった。五百円に達したので、「パンパカパーン」という音が響いて、貯金箱は開いた。しかし、のび太は二度とこの貯金箱を使いたくなかった。

[S1002F0307017705]