ミニたいふう[]

[初出誌] 『ミニたいふう』、「小学一年生」197610月号、6頁、33コマ

[単行本]  『ミニたいふう』、「ぴっかぴかコミックス ドラえもん 8200445日 初版第1刷発行、6頁、33コマ

[大全集] 『ミニたいふう』、「藤子・F・不二雄大全集 ドラえもん 92010830日 初版第1刷発行、6頁、33コマ

 

【初出誌vs.大全集】

 「なんだとつ」が「なんだと」に変更[55(3)]

 「これでもかさないかつ」が「これでも貸さないか」に変更[55(4)]

 「そうっとねじをゆるめる」が「そうっとねじをゆるめて……」に変更[56(2)]

 「かぜをむだづかいするからだよ」が「風をむだづかいするからだ」に変更[57(4)]

 

[梗概] ドラえもんは台風の風を『風ため機』で、たっぷりとボンベにためた。この風を風船に少し取り出して、気持ちよいそよ風として使ったり、のび太の車を走らせたりしていた。

 

 ジャイアンに奪われそうになったので、強い風でジャイアンを「ブシュ」と吹き飛ばすことができた。しずちゃんもスネ夫ものび太も、台風の風の入った風船のねじをゆるめると、ジャット機のように空中を飛び回ることができた。

 

 ジャイアンは台風の風の入ったボンベを全開して、空中を飛ぼうとしたが、あまりにも強烈で、一晩中飛び続ける結果となった。翌朝、ジャイアンはハクションを繰り返しながら、登校していた。

[S0907F0807017610]