ゆめまくらでドッキリ[★★]
[初出誌] 『無題』、「小学一年生」1973年6月号、7頁、28コマ
[大全集] 『ゆめまくらでドッキリ』、「藤子・F・不二雄大全集 6」2010年3月30日 初版第1刷発行、7頁、28コマ
【初出誌vs.大全集】
タイトル『無題』が『ゆめまくらでドッキリ』に変更
「どんなゆめみてたの…」が「へえ、そんなゆめを見ていたの」に変更[26(5)]
「ぜんぶひろえたのに」が「もうすこしで、ぜんぶひろえたのに」に変更[26(5)]
「いいものかしてあげる」が「じゃ、いいもの貸してあげる」に変更[27(1)]
「これでゆめをみると、みたことがほんとになるんだ」が「これをあててゆめを見ると、見たことがほんとになるんだ」に変更[27(3)]
「さっきのゆめをみたいな」が「おなじゆめを見られるといいな」に変更[27(4)]
「お金をひろったゆめだ」が「お金をひろったゆめを見たよ」に変更[27(6)]
「いいぞ」が「なおさらいいや」に変更[27(6)]
「わあい、ゆめのとおりになったぞ」が「わあい、ゆめのとおりになった」に変更[28(3)]
「ありがとう、さがしていたんだよ」が「ひろってくれてありがとう。さがしていたんだよ」に変更[28(3)]
「おしまいまでみなかったろ」が「おしまいまで見なかったからだ」に変更[28(4)]
「もっといいゆめをみよう」が「もっといいゆめを見なおそう」に変更[28(5)]
「どんなゆめをみたの」が「どんなゆめを見たのかな」に変更[29(2)]
「かいじゅうにおいかけられたって」が「えつ、怪獣においかけられたって」に変更[29(3)]
「ほんとにかいじゅうがいるわけないな」が「でもまさか、ほんとに怪獣が来るわけないよね」に変更[29(4)]
「おどかさないでよ」が「お、お、おどかさないでよ」に変更[29(5)]
「みんなるすだし」が「ママもパパもるすだし」に変更[30(2)]
[梗概] 夢の中で、ミニカーを何百台も拾っている時に、ドラえもんに起こされてしまった。のび太は「べんしょうしてくれ」と抗議すると、ドラえもんは、夢見たことが本当になる『ゆめまくら』を出してくれた。この枕でお金を拾った夢を見たので、早速現場に行くと、そこには大金が落ちていた。大喜びをしていると、金を落とした人がきて、「ありがとう」と言ってそのお金を持って行ってしまった。のび太が「こんなの夢になかったぞ」と主張すると、ドラえもんから「おしまいまでみななかったろ」と言われてしまった。
次の夢で、のび太は怪獣に追い掛けられた。みんな留守だから、玄関の鍵をかけようとすると、「バアン」と玄関を開け、「どた どた」と怪獣が入ってきた。「おたくのトイレどこっ。ちょっとかしてね」と映画撮影中に、縫いぐるみの怪獣に入っていたねじり鉢巻きの俳優の頼みであった。
[S0603・M01023・017306]