ふくわらい石けん[]

[初出誌] 『無題』、「小学一年生」19721月号、4頁、24コマ

[単行本]  『ふくわらい石けん』、「藤子不二雄ランド ドラえもん短編第19巻」1985126日 初版第1刷発行、4頁、24コマ

[大全集] 『ふくわらい石けん』、「藤子・F・不二雄大全集 42012430日 初版第1刷発行、4頁、24コマ

 

【初出誌vs.大全集】

タイトル『無題』が『ふくわらい石けん』に変更

 「すばしっこい」が「すばしっこくて」に変更[49(5)]

 「つかまらないぞ」が「つかまらない」に変更[49(5)]

 

[梗概] ドラえもんがノッペラボーで、のび太の前に現れたので、腰が抜けるほどびっくりしてしまった。『ふくわらい石けん』で顔を洗うと、目や鼻や口などを自由に洗い落とすことができる。それらを使って、手探りで、福笑いの遊びをし、失敗しても洗い流して、元通りにすることができる。

 

 福笑いの遊びをしていたら、野良猫のクロがのび太の目を持って行ってしまった。ドラえもんは石けんを溶かし、水鉄砲で野良猫のクロを撃って、取り返すことができた。

 

 みんなの前で、ドラえもんが福笑い石けんで顔を洗うと、ノッペラボーになった。みんな面白がって、洗面器で顔を洗い、福笑い遊びを始めた。スネ夫は目を三つ独占し、ジャイアンはのび太の目とスネ夫の口を、しずちゃんはドラえもんの口・鼻・ヒゲを付け、ドラえもんはしずちゃんの目・口を付け、のび太はジャイアンの口・鼻を付け出したので、みんなごちゃごちゃの顔になってしまった。

[S0410I1909017201]