クリスマスツリーのたね[]

[初出誌] 『無題』、「小学一年生」197112月号、4頁、21コマ

[単行本]  『クリスマスツリーの種』、「てんとう虫コミックススペシャル ドラえもんカラー作品集第5巻」2005425日 初版第1刷発行、4頁、21コマ

[大全集] 『クリスマスツリーのたね』、「藤子・F・不二雄大全集 42012430日 初版第1刷発行、4頁、21コマ

 

【初出誌vs.大全集】

 タイトル『無題』が『クリスマスツリーの種』に変更

 「きれいだからもらつとこう」が「きれいだから、もらっておこう」に変更[44(3)]

 「ね、ね。やきいもと、とりかえて」が「ね、ね、やきいもと取りかえてっ」に変更[44(7)]

 「さるかにかっせんみたいだ」が「さるかに合戦みたいだな」に変更[44(8)]

 

[梗概] ドラえもんは『クリスマスツリーの種』を窓から落としてしまった。スネ夫がこの種を拾ったところへ、のび太がほっかほかのやきいもを持って通りかかった。スネ夫がこの赤いタネをまくとスイカのような柿がなるというので、のび太はやきいもと取り替えてもらった。のび太は『さるかに合戦』みたいと思った。

 

 家に帰ると、ママからこんなものと取り替える人がいますかと叱られたが、せっかくだから庭にまくことに決めた。部屋では、ドラえもんがのび太くんにクリスマスプレゼントを贈れないと嘆いていた。

 

 のび太が庭にまいた赤いタネはクリスマスツリーの種であった。やがて生長して大きな木になると、素晴らしいクリスマスプレゼントがたくさんつり下がることになった。

[S0409D0508017112]