タイムテレビ[★★]
[初出誌] 『無題』、「小学一年生」1970年3月号、8頁、45コマ
[大全集] 『タイムテレビ』、「藤子・F・不二雄大全集 2」2009年8月30日 初版第1刷発行、8頁、45コマ
【初出誌vs.大全集】
タイトル『無題』が『タイムテレビ』に変更
[梗概] 未来の映る『タイムテレビ』を見ると、のび太はイヌにかまれているので、ドラえもんは『二十二世紀のマジックハンド』で遊びに行くのび太を一時ストップさせている。さらに、スネ夫の家に泥棒が入り、しずちゃんはどろぼうを捕まえることになると、ドラえもんは自信を持って言い放った。みんなから大笑いされたが、ドラえもんは、テレビはウソつかないと言いながら、うそだったら、「百万円やる。はり千本飲む」と胸をたたいてみんなに約束した。
その話を聞いて、スネ夫はお巡りさんに三時まで家にいてもらった。時計が三時になったので、スネ夫とジャイアンは「針千本のめ」と怒鳴りながら、ドラえもんを追っかけた。ドラえもんたちがさっと身をかわすと、ジャイアンは映画看板の怪獣の口の中に頭を突っ込んだ。三時の時報がなると、ほっかぶりして地下足袋を履いたどろぼうがスネ夫の家から逃げ出した。しかし、曲がり角で、しずちゃんの縄跳びの縄に、偶然どろぼうが捕まってしまった。
[S0203・M01002・017003]