ドラえもん登場![★★]
[初出誌] 『無題』、「小学一年生」1970年1月号、8頁、46コマ
[単行本] 『ドラえもん登場!』、「藤子不二雄ランド ドラえもん短編第1巻」1984年6月8日 初版発行、8頁、46コマ
[大全集] 『ドラえもん登場!』、「藤子・F・不二雄大全集 2」2009年8月30日 初版第1刷発行、8頁、46コマ
【初出誌vs.大全集】
タイトル『無題』が『ドラえもん登場!』に変更
[梗概] のび太はイヌに追われて、ドブに落ち、パパに頼まれた手紙もポストに投函できなかった。ママは子どもに頼むなんて無理ですとかばってくれ、パパももう一度手紙を書き直してくれた。のび太はパパもママも優しいなと思っていると、机の引き出しから突然一緒に登場したセワシとドラえもんは「もっとしっかりしなくちゃこまるな」とのび太に忠告している。
セワシは引き出しを未来の世界からの出入口にし、きみを助けに来たんだと話した。のび太がだらしないため、一年生になってもお使いができないので、ドラえもんに面倒を見てもらうことになった。しかし、のび太はお使いぐらいできると主張し、再度パパの手紙をポストに投函することになった。
ポストへ行く前に、しずちゃんに誘われ、トランプを始めた。心配になった、ドラえもんとセワシは『手紙取り寄せ機』で手紙をのび太から取り寄せ、セワシがのび太に変装して、遠くのおじさんとおばさんの家に届け、返事をもらって帰ってきた。
トランプに夢中になっていたのび太はポストの前で手紙を探したが、見つからなかったので、「ごめんなさあい」と言って家に帰った。すると、パパとママは遠くのおじさんから手紙の返事をすでにもらっていたので、「ご苦労さん。えらいわね」と誉めてくれた。
[S0201・I0113・017001]