おはよう、こんにちは、こんばんは
くろです。

さてさて
りんごのお話しをきちんと。


30×30 【林檎時計と全力少女】
すごくすごく本当のつまった芝居をお届けしました。
何か、届きましたでしょうか。
何か、揺らいだ気持ちはありましたでしょうか?




「これはきもちです。 ぼうきゃくのおしろにおいてきた、ほんとうです」





りんごはこどもなのだ。

でも林檎は大人、なのだ。

ちほりちゃのこころなのだ。

ぽるんの想い、なのだ。







ずっとりんごのことは不思議やと思ってました。
強くて、弱くて、自由で、本当しかいわない。でも大事なことは最後まで言わない、言えない。ずっと笑っている。
そんな子でした。
難しくは、なかったです。
だってお手本が目の前にいたから。






高校時代から合わせるともう10年くらいになりそうですね。
あら、長い。
喧嘩したり喧嘩したり怒ったり喧嘩したり。笑ってバカやって、高校卒業してもかわらず芝居に誘ってきたり。
本当に不器用で、自分のことより他人を優先させちゃって
でも脚本のことになるとムキになって。言いたいこと言わずに溜め込んで。
ほんとばか。
でも、あたしの知ってる誰よりもお人好しで、人を嫌いになることが嫌いで、弱いのに優しくてポッキリ折れちゃいそうで。大事な友だち。
そんなやつが今回のりんごのモチーフです。
おばか。







他の団員がこれを読んだときに泣いたよ。と言っていました。
でもあたしは泣きませんでした。
泣いてはいけないと。
ちほりちゃの、心をやるんだから。
泣いてなんていられない。
2年分の、いや、4年分の痛みを、葛藤を、演る。


あのね、すごい重圧はあった。


だって9割二人芝居やし!メタ芝居やし!
あたしメタ芝居好きじゃないし!!(ごめんなさい)
わからん人にはちんぷんかんぷんやろうし!
分かる人でもついてこれるんか!?とか。
でも、やらなきゃ。って。

今しか出来ないから。いまやるの。
これはどんなことにも言えるんだけどね。(笑)
いつまでもお客さんじゃだめだもん。
自分でやるって言ったんだから、やりたいようにならなきゃね。
相手に合わせるよ。は、やってないのと一緒でしょう?
いつまでも指示されるのを待つのはあたしの性に合わないだけだけどね。








あっ最後に。

芝居をするにあたって大事にしている言葉があります。


「脚本は脚本家からのラブレター」


一度だけビリビリに破いて棄てたことのあるラブレター。
すごくキズつけたからもう絶対に棄てないって決めてました。
賛否あるけど、今回棄てなくてよかった。


ではではくろでした!!!
次はポストガールのあれやこれを更新できたらイイネ!!
って言ってもたぶん出来ないよ!
がんばるね!!!