舞ちゃんは新しい会社を設立して、町工場の技術を紹介したり、必要な人につなぐ仕事を始める。

 

ドラマだけどなかなか上手く行かない。コストの問題、技術に対する考え方の違い、権利に関する問題、大手や安い外国産の商品との競争力など、大変なことが山積みのようにあるなかで、商品の開発を手掛けていく。

 

中小企業は技術の宝庫のように描かれているが、実際は大手企業の下請けをして生き残るので精一杯ってところだろう。それに技術によってはアップデートが必要なのに古いやり方にこだわって時代に乗り遅れてしまう。時間があればもっと最新の技術の研究や事務方のIT化も進めたいのに、実際は注文された商品を必死でつくっていて、技術をアップデートしたり、研究に割く時間すらなかなかとれずショボーンなのではないかと思う。

 

ここも斜めに見てしまうクロネコである。中小企業をつなぐ役割も必要だけど、中小企業にだって今までに培ってきた会社同士の関係や、人間関係がある。組合や商工会もあるし、取引先からの紹介や、今はインターネットもあるので必要なものは探しているうちに意外とつながっていくという実感がある。

 

別に舞ちゃんたちが新しいことをやっているわけでもないし、、キョロキョロ

もし、うちに舞ちゃんの会社が来たら、どういった対応をしていただろうキョロキョロ

一生懸命やっているのはわかるが、気持ちよく全面的に協力はできなかったんではないかと思ってしまう。

 

舞いあがれもそろそろ終盤だし、今後コロナ禍まで描くのかな。ついつい見ながら突っ込みを入れてしまう。他人事には思えないクロネコである。