税理士試験の簿記論と財務諸表論についてです。

簿記論と財務諸表論は会計科目に分類されます。
税理士試験はどの科目から受験するのも自由なのですが、一般的にはまず会計科目を合格した後に税法科目に進んでいきます。
そういう意味では簿記論と財務諸表論は税理士試験全体で言うと入り口の段階と言えます。

ここからは私の考え方にはなりますが、簿記論と財務諸表論は必ず一発合格を果たすべき科目だと思います。というのも簿記論と財務諸表論で躓くと今後の税理士試験も長丁場になる可能性が高くなるからです。

税理士試験に合格するには、税理士試験対策をする必要があります。
具体的には、基本事項を理解しそして正確に記憶します。そして、基本事項を正確にアウトプット出来るかを確認するためにトレーニングや答練などの実践訓練をします。
基本事項の確認とアウトプットを相互に何度も繰り返し繰り返しやる事が税理士試験対策の基本になります。


どうすれば基本事項を正確にアウトプット出来るか、もっと言えば基本事項を確実に正解出来るか。
その為の勉強方法を簿記論と財務諸表論の受験を通じて、自分であれこれ考えながら体得出来るかがポイントになります。自分なりの税理士試験対策の礎作りですね。
反対に何も考えずに何となく講義を聞いたりトレーニングを解いたりしていては、中々思うような結果に繋がらないです。


簿記論と財務諸表論で学習すべきコンテンツ内容は、受験指導校の講義で充分ですね。厳しい言い方になりますが、合格水準も正直高くは無いです。
あとは、自分を律して税理士試験に正面から向き合う覚悟が試されます。

税理士試験を短期で突破されている方は、会計科目の受験で自分なりの税理士試験対策を模索し実践され、そして会計科目を一発で合格されています。

会計科目は税理士試験の入り口ですが、今後続く税理士試験受験を左右します。
余り気負いするのは良くありませんが、税理士試験を受験すると決めた以上は合格という結果を貪欲に求めて頑張って行きましょう!