試験へのモチベーションは、本試験まで勉強を継続して行く上で大切になります。
しかし、仕事が忙しくなったり、受験期間が長くなったりと思っている以上にモチベーションの維持は難しいですよね。


私も試験へのモチベーションの継続に大変悩みました。
仕事が忙しくなるとどうしても試験勉強は後回しになります。
『自分には仕事があるから資格は落ち着いてからで良い』と考えた時期もありました。

しかし、税理士試験の突破(有資格者)は早ければ早いほど良いです。
少し厳しい言い方になりますが、税理士を目指して20年30年という方は沢山おられます。気がつけば、20年30年経過したという話は珍しい事ではありません。
それでも、税理士試験を受験し続けるのは素晴らしいことです。
しかし、年齢の壁は容赦無いです。
記憶力や事務処理能力は20代に比べると遥かに低下していきます。



私自身は、税理士試験の不合格が続いたとき、勤務していた税理士事務所で創業支援の仕事を積極的にしていました。その関係で、サラリーマンから独立したクライアントさんと接する機会が沢山ありました。

その中で、彼らが本当に自由で自分のやりたい事業を楽しそうにやっている姿を見て心を打たれました。
そして、自分自身も税理士として自分のやりたい仕事、もっと言えば自分が関与したいと思えるクライアントさんや仲間と仕事をやりたいと考える様になりました。

そう考えた時、やはり税理士資格がなければ自分のチャンスがどんどん失われると本気で思いました。


これを機に『これは自分の今後10年の人生を左右する。ここで勉強しないと何も変わらないぞ』と考えて背水の陣を敷いて勉強しました。

私は、毎日勉強しないとモチベーションが下がり勉強しなくなると傾向にありました。
何とか無理なく毎日勉強を続ける方法は無いかと考えた結果が、1日3時間勉強法でした。


税理士試験は科目合格制であるがゆえに官報合格まで大変長丁場です。
嫌になる事や諦めたい時はたくさんあります。

しかし税理士試験に合格すれば、少なくとも現状とは違った展開が待っている事は確かです。
ずっとモチベーションを維持して勉強するのは大変ですが、今しないと何も変わりません。
頑張っていきましょう!