ここから未来を探していこう | クールマのブログ

ここから未来を探していこう

持続性にかける性格と思い込んでいたけれど、
一度習慣にさえなればいろいろ続くほうなのかもしれない。
週一回のヨガは3年10ヶ月続いている。
月に2回の映画館通いは7年10ヶ月。
そう長く住む気はなかったこの部屋とは8年9ヶ月。


一時しのぎのつもりで始めた仕事は何年続けているだろうか?
ここでの暮らしを始めた当初は、
それなりの夢があったけれど独りでに萎んでしまった。
その後、別の夢も思い描いたけれど、
それらにしても本気で手に入れたかったのかどうか?
ともあれ、一時しのぎの仕事についた頃から
この部屋に居ることは叶わなかった思いと共にまるで取り残されているようで、
ここではないどこかへの旅立ちばかりを夢想するようになっていた。


だが、習慣化=マンネリに強い私は、
逆に言えば自分からことを起こすのが苦手なのだ。

だから、昨年、遠方に住む友人から仕事の誘いを受けた時、
ふっと、目の前が開けて気持ちの天井が高くなったような気がした。
その話の実現性はともかく、これは渡りに船なのかもしれないと思った。
たとえ失敗しても、今の閉塞感だけは打ち破れるだろう。


ここではないどこかで生きる夢想が現実になる。
考えただけで楽しかった。
逆にいえば、考えるだけが楽しかった。
そう、現実を考えればここでの生活は捨てがたい。
遠方で暮らすとなれば家族とも容易には会えなくなる。

そして、職種的に戻ってこれるめどは全くない。
なによりも向こうでの未来がまるで見当つかない。

偵察に行って会った人たちは皆良い人ばかりだったので、

うっすらと楽しそうな日々も想像できなくはなかったが

それは遊びの上での話である。

仕事の面ではわからないことだらけ。

 

ただ‥、懸念事項だらけであっても、どの道未来は不透明。

今賭けずしていつ賭けに出る?

と、自分自身を鼓舞する心の声も聞こえないではない。
 

そんなわけなので、今月になって、
どうやら私自身が遠方に越すことは無くなったと悟ったとき、
正直ほっとした。私自身では答えが出せなかったから‥。


今は心安らかだ。
昨年までの自分は過去から自由になれず悶々としていたけれど、
友人から誘いを受けたとき、その過去と今を完全に切り離して、
遠方への旅立ちを真剣に吟味した。
その吟味の結果、遠方への旅立ちは現時点ではやはり選べなかったし、
そもそもの話自体も立ち消えになってしまったけれど、
あの時、完全にそれまで引きずっていた過去とも決別出来たような気がする。


以前と変わらない生活をしているけれど、
これまでとは明らかに違う視点でここにいると思える。
だから友人には大変感謝している。