三井住友カードつみたて投資が始まっている。

 

 クレジットカードによる金融商品の購入は、楽天やセゾンなどで実施されているが、三井住友カードでも、SBI証券で投資信託の積立購入が可能になったようだ。

 この三井住友カードつみたて投資。三井住友カードを保有し、SBI証券の口座もある私にとって、行いたくない理由が一つある。

 それは、「インターネットコース」から「Vポイントが貯まるコース(三井住友カード仲介口座(インターネットコース))」へと変更しなければならないというものだ。

 現状、「Vポイントが貯まるコース(三井住友カード仲介口座(インターネットコース))」の手数料は、「インターネットコース」の手数料と同一ということだが、投資信託はまだしも、ポイントがたまるだけなのにIFA契約とされ、個別株その他の取引にまで効力が及ぶこととなる。また、万一より有利な提携カードが出てきた場合でも、変更することはできないだろう。Tポイントとの大きな違いとなる。

 楽天は自社グループ内であるため、このような制約がなく、その点は有利と言える。

 三井住友カード ナンバーレスも、一応持っている程度であり、常に解約可能な立場にある。このようなカードでポイント付与だけを以ってSBI証券の契約変更を行うのは早計と判断し、私はやめておくこととした。

 一方、先日ご紹介した通り、三井住友カード ゴールドナンバーレスは、メインカードとして選んでも問題ない力をもったカードである。このカードだけでなく、三井住友カードのVポイントカードをメインに使っていく、または使っていきたい方には、最適な選択肢となるのではないだろうか。

 

ゴールドNLとつみたて投資で、カードの構成が変わる人が出てきても不思議ではないと思う。