お久しぶりです星あっという間に心療内科を受信して1年が経ちました。

そのきっかけ的な日のことについて綴っていなかったので、備忘録をば鉛筆






昨年は記録的な豪雪となり、3月下旬でも札幌は雪が残っていました。

雪国の子育ては皆そうかもしれませんが…

とにかく「遊び場」がなくて困っていました。

公園は閉鎖されているし、春休みは児童館が使えない。子育てサロンは、1日1回1.5時間以内。

わたしも息子も、あまり家に引きこもるのが得意ではなく、とにかく毎日朝晩、飽き飽きしながらショッピングモールに通っていました。

「頼みの綱」にしていた科学館も、改装工事で1.5年のお休み期間に入りました。

そんな状況の中、一本の通知が来ました。

それは「ガスの点検」に関するもので、私の確認ミスのせいか

「数日以内に、家に点検する調整をしないとガスを止める」

という勧告でした。

慌てながら電話をして、なんとか数日後に来ることになりしたが…

「9〜14時の間に行くから、家にいろ」 

という趣旨でした

現在はYouTubeと電車に夢中の息子ですが、とにかく外に「出たがり」で、私は5時間も息子と狭い1LDKに居続けることに、深い絶望を感じました。

そもそも生後5ヶ月から、1時間おきに起こされるのが嫌で、朝晩と1日2回の散歩を欠かさずに行ってきました。

※子育て自慢ではなく、純粋に夜間の睡眠を確保したいだけの行動です

ーーー子育てサロンでも、1時間で5回脱走する子と、この狭い部屋で5時間も引き籠もれというのかーーー

その数時間後、私の様子を伺うために、定期的に連絡してくれている保健師から電話がありました。

今思うと、大した内容ではないのですが、当時は追い詰められていたので、泣きながら状況を説明しました。

状況は変わらないものの、「誰かに話す」効果はそれなりにあり、なんとか「ガス点検の日」を迎えました。

結局、点検は9:30に来たので、最大5時間と予想されていた拘束時間は1/10で済みました。

しばらくして、再び保健師さんから連絡がありました。私の電話の様子が心配だったのだと思います。

「保健センターで、一度だけの診療であれば、精神科医の診察が受けられる。栗山さんは受ける必要性を感じるけれど、どうでしょうか」

といった内容で、特に押し付けられたわけではありませんが、藁にもすがる思いでお願いしました。

その精神科医の言葉で、私は「不眠の渦」の最奥に突き落とされることになりました。



(つづく)


なんか、暗い内容になってしまったので、最近読んで「今まで読んだ本ベスト10」に入るレベルに良かった本を貼っておきます星




フランクル「夜と霧」の10倍読みやすいので、早い人なら1時間のくらいで読破できると思いますが、内容は一生かけて噛み砕く必要があるかと悲しい

90歳までアウシュビッツ強制収容所での体験を語らずに来たのに、TEDまで出たおじいちゃんですキラキラ