愛媛県鍼灸マッサージ師会の「山岡傳一郎先生」の講演会に行ってきました。
山岡傳一郎先生は元愛媛県立中央病院漢方内科主任部長および鍼灸治療室長で現在は
一般財団法人創精会 松山記念病院 精神科 に在籍されています。
また日本東洋医学会漢方専門医です。
演題は「フレイルの患者さんに役立つ鍼灸治療」です。
フレイルとは虚弱という意味の日本老年病学会が作った言葉だそうです。
英語ではFrailtyからきているそうです。
講演内容は「フレイルとは何か・東洋医学で言う未病・心の健康が大事」ということでした。
どれもその通りと納得する内容でした。
その中で初めて聞いた内容が
平成9年10月28日の愛媛新聞ワイドに掲載された記事のことでした。
なんと西海町で灸を町民に指導して家庭にて灸療をおこなったところ国保の診療報酬が低下したそうです。
そのことに厚生省がおどろいて600万円の研究費を出してくれたそうです。
鍼灸にそこまでの効果があると実際にデーターとして出ているということです。
そのことが広く社会に伝わっていないことがとても残念に思いました。
また山岡先生の講演を聞きたいと思いました。