もう、9月です。
とはいえ、ここに来て日中は暑さが戻ってきていますね。
今日は、久々に晴天の1日で、心も晴れやかだったのですが、午後、ドキュメンタリー映画『追憶』を大子町のまいんで見、昨今の情勢を憂いることになりました。
 
 
 
この映画は、1944年、南太平洋パラオ諸島のペリリュー島で行われた、70日に及ぶ日米の激戦の様子を、実際の映像資料に基づいて作られた映画でした。
 
正直、戦争は人を殺しあうのですから、見るに堪えなく、目を覆いたくなる映像も多々ありました。
映画の中でも、「人は人を殺したことがないのが当たり前です。戦場の大地にいる時、兵士たちは自分を騙すしかないのです。そうでなければ、死は自分に襲いかかるのですから。」と言っていました。
 
砲弾が飛び交う中で、10代、20代の若者が命を落としていくなんて、今の平和な日本では考えられないことです。イラクやイランなどのように、内戦のおきているところでは、今でも、同じようなことが繰り返されているんですね。いえ、日本も戦争をできる国にしようとしている人たちがいるみたいです。是非、この映画をみて、2度と戦争をしない、と誓って欲しいものです。
 
この戦いの死傷者は、日本軍10,468人(内死者数 10,022人)、米軍8,844人(内死者数 1,684人)でした。何と、無事、日本に帰国された方は34人、しかも、戦後昭和22年まで、洞窟の中で、息をひそめ、逃亡生活をしていたとのこと。その様子を語る生存者の方は、今でもその時の恐怖から逃れないのでは無いでしょうか
茨城県出身者の犠牲者も多く、水戸市の護国神社に戦没者の慰霊碑があります。今度、近くに行ったら、ご冥福をお祈りし、平和な日々に感謝したいと思います。

秋めいた青空の中、今の平和に感謝し、帰ってまいりました。


 
映画を見る前に、時間があったので大子の商店街を散策。
丁度、100円商店街の日だったようで、掘り出し物がありました。
 
 
 
 
そうそう、我が家の庭には赤とんぼが遊びに来てくれました(^o^)/