大槻能楽堂 はじめての能楽の世界 | アナハータ デヴィスリのブログ

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気ままに書いている日記です♪

 

大槻能楽堂で能楽を観賞して来ました。

 

舞囃子「神舞」が始まると鳥肌が立って

 

半能「田村」を観賞し終えると「ガォーガォー」

(外人だったらワォーみたいな)

と動物なので吠えておりました。

 

人間が残した様々な情念の物語を、幽玄へと昇華し

 

舞台芸術として創り上げられた「様式美の極み」

に圧倒されました。

 

「仕舞」はお金持ちの習いごとというイメージがありましたが、一般に能楽を習うことが出来るのですね。

 

囃子方の間や掛け声が絶妙で、地謡の謡が堪らなく素敵。

 

そんな設えられた檜の舞台の空間に、ライフレビューのように映し出されるシテ(主役)の様々な想い。

 

月明かりの下で演じられるギリシャ悲劇ほど

 

生々しくはなく(イメージね)

 

昔は死んだ人は神になるので「能楽」という芸能は

 

ある種の神事になるのだろうか?

 

亡くなった人の想いを、頑張って戦ったよ~とか

 

悔しかったよ~とか演者が美しい衣装を纏い、

 

依り代となってヒプノセラピーみたいに再現してくれて

 

観客が、そうねそうね解るわぁ~と同調してくれるのだから

 

神となった霊もさぞかし喜んで、人々の為に働く神に昇格するかも知れない。

 

また「田村」の場合聞き役のワキがお坊様というのも意味深。

 

(↑全部、知識のない私が勝手に思っていることです)

 

私たちの人生も、魂がワキで俯瞰して観ていて

 

シテである人間が仮面(人格)をつけて衣装(役柄)を纏って

 

一人芝居しているだけなのかも知れません。

 

昔、京都の八坂神社の能舞台で、夕方たまたま御神楽を観たことがあって

 

神様に捧げる御神楽は、芸能である「能楽」とはまた違う凄みがありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

↓「能楽」イメージ パンフレットより

 

 

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