こんにちは！
わが子は台所のパートナー☆
親子の健康・時間・こころを育む
広島子ども料理教室
楽ちんキッチン
管理栄養士 栗栖貴子(くりすたかこ)です。
最初にお知らせから
「オンラインで一緒にお料理しませんか？」
日程追加しています。（各回定員3組さま）
詳細は後半にあります。
広島の桜も散り始め、
緑色の葉が見えてきました。
私は、ふわふわピンク色の
桜は大好きですが、
葉桜はあまり好きでは
ありませんでした。
大好きな桜が終わっちゃう。
さみしいな。と
思っていたから。
今は、違う想いで
眺めることができます。
母が亡くなって5月で丸2年。
毎日思い出さない日は
ありませんが、
桜の季節はいつも以上に
胸が詰まります。
三女が生まれたのが
2016年3月で、
その頃の母はとても元気で
私の方が、心身ともに
頼りにしていました。
隣の市に住んでいたのですが、
出産前には泊まりに来て、
陣痛が始まってから生まれるまで
次女と一緒に側にいてくれました。
（長女はちょうど幼稚園でした）
産後２週間は
まだまだ手のかかる
4歳2歳の相手をしながら、
新生児の沐浴、
食事の準備、
掃除洗濯すべてこなし
産後の回復と授乳に
専念できるように
してくれていて
外に出られない私の代わりに
姉妹を公園やお花見に
連れて行ったり。
翌年2017年3月、当時57歳で
思いもよらない突然のガン告知
しかも余命ゼロ。
（当時歩いているのが
不思議なほどだと言われていました）
体力を消耗しないためにも
入院か、家で寝ておくよう
言われましたが、
幸いまだまだ動けていたので
「一緒に桜を見られるのは
今年が最後になる」
油断すると涙が溢れそうに
なりながら
近所の公園
思い出の公園
行ける範囲のすべての桜を
家族で見に行きました。
告知を受けた後、
すぐに開きなおって
それまで以上に笑顔で
過ごしていた母。
「笑うことが免疫力を
上げる」を合言葉に
家族団結して
主治医の反対を押し切って
広島→長崎へ旅行に行ったり、
（私が泣きながら訴えましたが
許可は出せないと言われ強行。
波佐見焼きが好きだったので
陶器市に行きました）
人工呼吸器をつけたまま
カラオケで大合唱したり。
（肺がんだったので普通に考えたら
自殺行為。でも本当に
楽しそうだったなぁ）
自分のことより
周りのことばかり心配する母
だったけれど、
自分が大病を患っても
変わらず。
残していく父と、
孫たちの将来と、
働きすぎる私の夫の
ことばかり気にしてた。
（直接言われなかったけど
私のことも、心配していたと
思います）
気持ちを口にしないから、
本心が探りたくて
半ば無理やり交換日記を
始めたのですが
脳への転移が進行して
突然意識がなくなって
しまった数週間前にも、
「（私の）子育てのサポートを
できる限りするつもり」
と、書いていました。
明るくて優しくて
面倒見のよい母、の
ように思われるかもしれませんが、
私が子どもの頃
記憶の中の母はいつも
不機嫌で、
「大好き」や
「愛してるよ」の言葉は
全くありませんでした。
「あなたなら大丈夫よ！」
というのも記憶にないです。
どちらかというと
叱られてばっかり。
「ほんとあんたは詰めが
甘いんじゃけー」と
大人になっても
よくダメ出しされていました。
それでも。
直接は言ってもらえなかった
けれど、
アルバムに無造作に
挟まれて残っている
写真や（全然整理はされてません）
ちょっとした言葉や
表情から、
大切に育ててもらっていた。
心底愛してくれていた。
そう、確信しています。
だから、
親から子への愛を
わざわざ言葉にしなくても
手紙なんか書かなくても
いいんじゃない？
ほめなくてもいいんじゃない？
伝わるなら。
とは、思いません。
母は、私や弟たちに
伝えてこなかったことを
後悔していただけでなく、
自分は、何もできない親だった。
何もできないお母さんで
申し訳なかった、
と悔いていたんです。
亡くなる2週間前のことです。
泣きながら
「何もできん、つまらんお母さんで
ごめんね」
そう謝られたとき、
それまで母の前では
我慢していた涙が
一気に溢れました。
そんなことないよ、
ずっと育ててくれて
助けてくれて
私も弟もお母さんに
育ててもらったから
今幸せに暮らせてるんよ。
お願いじゃけそんな風に
言わんでよ。
感謝の気持ちしかないよ
必死でまくし立てて、
うなずいてはくれたけど
ちゃんと伝わったかな。
30年近くも後悔し続けて
いたなんて、
全く思いもよらず
正直、ショックでした。
だから私は、
「後悔のないように」
と言ったら後ろ向きに
聞こえるかもしれませんが、
子育てが終わったあとに
いっぱい怒って
いっぱいイライラして
いっぱい悩んで悲しんで
怒鳴ったりもあったけど
その何倍も楽しいこと
あったなー！！
後悔なし！！！って
ガハハと笑って振り返ることができる
子育てを、
こうして同じ時代に出会った
みなさんと一緒に
していきたい。と
思っています。
子どもにとっても、
それが一番の幸せだと
思うから。
楽しいことばかりじゃない。
怒ることもある
悩むこともある
落ち込むことも、
あってもよくないですか？
言い過ぎたと気づいたら、
ちゃんとあやまれば
いい。
間違えたら、
修正すればいい。
本物の愛情は、
必ず伝わるから、
後悔しなくても大丈夫。
前を向いていけばいい。
最初の、
桜の見方が
変わったという話。
葉桜が、「終わり」
ではなく
「つながっていく命のはじまり」
と想えてから
それまでとは違う感情を持って
眺めるようになりました。
母が気づかせてくれた
大切なこと、
繋いでくれたこの命をもって
生涯かけて
伝えていきたいと思っています。
◆◆イベント参加者さまの声◆◆
（新1年生・2歳の兄弟のお母さま）
今日は、
楽しい時間をありがとうございました！！
新少1年になる長男は、
二日ぶりの晴れ日で、
公園に行ってしまい次男2歳との参加で、
大丈夫かなと不安になっていましたが、
いつもはなかなか二人きりで作れない、
次男と楽しく作る事ができ
大満足な時間となりました！！
自由に動く次男の気持ちに沿って、
・キャベツはちぎりたくたい！
・卵は割りたい！
・混ぜたい！
・分量測りたい！
・お腹空いた！
・喉が渇いた！
他の方に迷惑かける事なく参加できるのが、
zoomの良さだなーと感じました！！
そして、
始めに全ての段取りをご連絡下さっていたので、
全て机の上に準備し、
次男の思うようにさせてあげられて、
楽しめました^ ^
初めて栗栖さんのお声聴いたのですが、
ずーーっと笑顔で、心地よい声質。
子どもたちの気持ちが終始
楽しくなるように、
褒め褒めしながら、
しっかりと進行される姿、
憧れました！！
そして、思った通りの方で、
大好きーと思いました♡
今日は、本当にありがとう
ございました！！
今日の1品
前回が魚だったので、
お肉！オーブンにおまかせ。
（もちろんフライパンでも可）
◆◆タンドリーチキン◆◆
もみこんで、焼くだけ！
（材料）
鶏肉（もも・むね・ささみ
お好みで）500ｇ程度
（あれば昆布茶小さじ１）
塩コショウ
にんにくすりおろし小さじ１
しょうがすりおろし小さじ１
トマトケチャップ大さじ２
カレー粉大さじ1/2
プレーンヨーグルト大さじ３程度
塩小さじ1/2
うわっ、材料多くて
めんどくさい！と一瞬思うかも
しれませんが、
計量は子どもがすきなところ♪
「大さじ1/2って
どれくらいかな～？」
「お兄ちゃんは小さじ担当で
弟くんは大さじ担当ね！」と
分担するのもいいですね。
①鶏肉は、皮や余分な脂や
すじがあればとる
ささみの筋とりは、
小学生さんならフォークで
楽しみながら自分で
できるかも。
（インスタに載せてます）
②あれば昆布茶を
まぶしつけて
5分くらいおく
（うま味がでます）
塩コショウをもみこむ
③ビニール袋に調味料を
いれ、つけこんで焼く
（10分以上はおく）
もみもみ♡
感触を楽しんでください＾＾
「どんなさわり心地？
さわった感じは何に似てる？」
など聞いても面白いです
オーブンなら200度で
15分～
フライパンの場合
オリーブオイルを適量ひいて
こんがり焼いてください＾＾
今日も最後までお読みくださり
ありがとうございました。
おやこで過ごす
台所にあたたかい笑顔があふれますように☆
楽ちんキッチンメールでした。
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