17日の新興市場は、総じて堅調に推移した。マーケットメイク銘柄のスペースシャーワー、ソフトバンクグループのイートレードが商い伴って上昇したほか、IBダイワ、クオンツ、プラコーなど低位の仕手系材料株が人気化。主力株で構成するJストック指数は7日続伸と力強さが見られた。 
後場に入り利益確定売りが優勢となった東証1部市場を尻目に、ジャスダック市場では後場に上げ幅を拡大する銘柄が目立つなど、徐々に新興市場への資金回帰が起きているようだ。ジャスダック市場の売買代金も前日比15%増加するなど、ボリューム面での厚みも増してきている。