17日の新興市場は、全面安の展開となった。直近IPO銘柄が総じて堅調だったものの、時価総額上位の銘柄が軟調。とりわけ、新株の効力発生を控えた楽天が昨年末以来の10万円の大台割れ、九九プラスが連日で分割後の安値を更新した。マザーズ市場ではライブドアに下げ止まりの兆しが見られないほか、今年初めて新高値銘柄がなしとなるなど、相場の柱も見当たらない。この様な相場低迷時にスパークスが大規模な公募を実施するなど、需給環境も厳しい状態だけに、何かキッカケがない限りもう暫く調整が続きそうだ。


【新興市場指標一覧】
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日経JQ 1875.52 -4.7
J-Stock 2076.17 -6.6
売買代金(億円)495.9 *
値上がり 258 *
値下がり 417 *
値付け率(%) 89.63 *
時価総額(億円)129185 *
東証2部指数 3331.26 -6.78
ヘラクレス指数 2374.5 -5.72
売買代金(億円)217.8 *
値上がり 39 *
値下がり 57 *
値付け率(%) 95.5 *
マザーズ指数 1808.75 -34.45
売買代金(億円)867.0 *