21日の新興市場は、高安まちまちの展開となった。ジャスダック市場は時価総額上位の主力株が堅調で上昇したが、ヘラクレス、マザーズ市場は軟調となった。とりわけ直近公開銘柄の下げが厳しく、8日連続S高のダイセキ環境、3日連続S高のアエリアがS安まで売り込まれた投資家心理を冷やした。また、この日新規上場したテリロジーは公募価格比2.7倍の初値を形成した後に急落するなど、高値警戒感が台頭している。さらに、前日の上昇でほぼ織り込んだと見られた10月末分割銘柄の需給悪化が再び台頭するなど、今後に懸念を残す格好となった。


【新興市場指標一覧】
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日経JQ 1676.3 +5.97
J-Stock 1863.43 +6.94
売買代金(億円)546.6 *
値上がり 312 *
値下がり 334 *
値付け率(%) 88.5 *
時価総額(億円)114180 *

東証2部指数 2915.1 +11.21
売買代金 232.7
値上がり 258
値下がり 181
値付け率(%) 94.84
時価総額(億円)75081

ヘラクレス指数 2001.99 -7.86
売買代金(億円)191.5 *
値上がり 33 *
値下がり 59 *
値付け率(%) 95.4 *

マザーズ指数 1632.79 -22.75
売買代金(億円)358.1 *