こんばんは⭐

 

息子、タク(仮名)は、自閉症スペクトラム。知的障害はありませんが、色々ありまして

身体障害対応の特別支援学校で12年間過ごしました。


今は成人して、絵や動画や作曲のお仕事をしています。


アイコンも、カバーも息子の描いた絵です🐶



私は精神科に受診を2ヶ月に1回しています。

息子の事を伝えるためです。


そもそも、私が息子の通院の同席の時に

息子の状態を話そうとして泣き出してしまったので、息子とは別々に受診する日も作って

そこで話しをしようという事になりました。


先生は

「お母さんは、息子さんの事を周りにもっと説明して分かってもらった方がいい。

息子さんは、見た目では

何が出来ないのか、何が辛いのか分からないです。

私も分からずに話しして、息子さんを怒らせた事があります。

どうしてお母さんがそんなに話せないのか、言い辛いのか分からないけど、少し私と話ししてみませんか?」


そう言われました。


そうなんです。

息子は、幼少期は暴れたり、暴言があったけど

小学部に上がる頃には言葉も追いついてきたせいか、どんどん落ち着いてきて、

周りの人に暴言もなく、他害は出なくなりました。



しかし、それが、今度は自身に向かっていきました。


自傷です。


自分は、話せて、動けて、

『けれど、健常の子のように出来ない。』

これを、息子は理解してしまってたんです。


しかし、普通に見える。



だから、

例えば、学校の先生に困っている事を聞かれて、

私が『自傷をして苦しそう。夜も眠らず辛そう。』という話しで答えると、

「う〜ん。気にする事ないと思うけど。

他にもっと障害の重い子だっているんですよ。

タク君は、話せるし動けるでしょ?」

と答えが返ってきます。


いつだって、それの繰り返し。


なら、聞かなきゃいいのに...。


私にどんな答えを求めてるのかな。

「タクは学校に通わせていただいて、

とても成長しています。」

こう、答えたら満足だったのかな?




『自傷して、物を壊すと

お母さんが辛いですか?』


そんな事聞かれたくないんです。


『辛いです。辛くて辛くて

いっしょに死んであげたくなります。

そんな想いをしてる息子を見て辛くない親はいますか?


物が壊れて辛い?

物が壊れて辛いんじゃない!!

本人が大切にしている携帯やiPadを

抑えきれない感情で壊して、

壊してから自己嫌悪で

『やっぱり僕はダメな人間だ。』

と、涙をボロボロこぼして泣く息子を見るのが辛いんです。


何でこんな事を聞いてくるの?


親が、我が子が傷ついてボロボロになってるのを見ていて辛くないわけないじゃない。』


そう言い返したかった。


けどね、

先生達にそんな事言えない。


息子に携わっている人にそんな事言えない。


だって、私が

そういう質問をしてくる人に怒りをぶつければ、

その事に対する先生のイラつきは息子に返ってくるから。




私は、もう説明するのはやめたんです。


解決はしない。


誰も解決なんてできない。


寄り添ってもくれない。




そういう話しを

私は泣きながら、精神科の先生に話ししました。



それから、

もう何度も私だけの受診日を続けています。


私は、タクの前では言えない、

仕事から帰宅した時のタクの様子など伝えています。



ただ、作業所のスタッフさんには言えませんでした。


それは、作業所のスタッフさんは

とても良い方達だからです。

社会に出てから、この作業所に通所して

本当に良かったと思います。


けれども、タクの特性まで把握できなくて不安にさせてしまう事があるだけなんです。



それに雇用契約を結んでいて、職場なんです。


家族が色々と説明したり、様子を伝えるなんて。

嫌がられてしまったら困ります。


絵や動画制作の仕事をさせてもらえてるなんて

夢のような生活をしているのに

『じゃあ、うちでは無理ですね。』

って断られてしまったら困ります。



すると、先生は

「けどね、あくまで福祉作業所です。

障害の特性を理解してもらって良いんです。

『大変な子だけどお願いします。』って、

お願いするのではなく。

職員もタク君の見た目では、何が出来ないのか、

辛いのか分からないです。

家でどうなってるのか分からないんです。

タク君も、自分じゃ説明できません。

お母さんが間に入って説明しましょう。

私が言ってもいいですよ。』

そう言ってくださり、


『そうか。説明しないと』

と、思えるようになりましまた。



そして、

少しずつ、

手紙を書いたり、電話で相談したりするようになりました。



私が心配していたような反応は全くなくて、

親身に聞いてくださり、

タクの様子で気になる事があると電話かけてくださるようになりました。



そんな中、

やはり私も伝えきれてない事や、

職員さんの意向が分からないままの事も出てきて

タクが不安定になりました。


私が、自分の母の介護や、仕事が変わった事や

研修が重なりバタバタしていたせいもあると思います。



精神科の先生が

タクの特性を理解して対応して欲しいと

事業所に伝えてくださり、

施設長さんから連絡がありました。


施設長さんと、担当スタッフさんと

私で面談をする事になりました。


タクは

「もともと、事業所には

デザインや動画制作の仕事なんてなかった。

僕が入ってからできた仕事で、僕だけが担当してる。無理に作ってもらってる『作業』なんだよね。」

と落ち込んで帰ってくる事がある事を伝えました。


すると、

「本当に仕事がたくさんあるんです。

無理に作ってるんじゃないんですよ。

ただ、あまりに1度にたくさん頼むと混乱すると思って様子を見ながら少しずつ仕事を伝えてるんです。

それを誤解しちゃったんですね。

こちらの支援不足です。

では、少しまとめて仕事を伝えて、

優先順位や期限を伝えながら予定を見えるようにしていきましょう。」

と提案してくださりました。


「お母さん、本当にたくさん仕事があるんですよ。代表も言ってます。」

と、笑顔で言っていただけて

私もとても安心しました。


本当に無理矢理仕事を見つけてくださってるのかと、私も思ってたんです。


1時間30分色々お話ししたり、

様子を聞いたりして、

『良かった。とても大切にしていただいてる』

って実感しました。


「これからは、

帰宅して様子がおかしい時はLINEしてください」

と言われました。


「そうすれば、作業所のどんな事で不安を覚えたのか分かりやすいですから。」

と言われました。



これからは、必要な事だけは

ちゃんと伝えていこうと思いました。


もちろん、必要な事だけ。