大学の後期の単位認定試験の結果が届きました。


なんだか忙しくて勉強がなかなか追い付かなかったので、単位は取れないのではないかと焦りました。


まぁ、駄目だったら再試験で頑張ろうと開き直って先月の認定試験に挑んだ結果、どちらも合格していました。


良かった~🍀



今回は、『自然科学』と『中高年の心理』について学びました。


『自然科学』というタイトルから勝手に生物学系だと思っていたら、苦手な天文学や化学や物理学もあって、動画で先生の話を聞いてもちんぷんかんぷん、ちっとも理解出来ないので、(あ~選択を間違えた)と思ってしまいました。


でも選択を間違えたおかげで、理解出来ないなりに自分の知らない世界を垣間見ることができたので、それはそれで良かったんじゃないかと思っています。




『中高年の心理』については、まさに自分の今とこれからに直結しているので、興味深く学ぶことができました。


タイトルにある『サクセスフルエイジング』とは、高齢者が置かれた状況に上手く適応している状態を言います。


高齢になるにつれ体力や知力、職業、配偶者や友人の死など、失って行くものが増える中、エイジング(老化)を受け入れることは様々な葛藤を生みます。




一昨年、父が亡くなった後に私が強く感じたのは「人はいつか死んでしまう」ということでした。


主人が亡くなった時も同じことを考えましたが、あの時は子ども達も8歳と5歳と幼く、この子達のために生きねばならないという思いの方が強かった。


しかし自分の両親が亡くなってしまったことで、次は私の番であると考える様になってしまいました。


そして中高年の心理を学ぶことで、何かの拍子にわき出て来てしまうその思いを受け止めるのではないかと考えたのです。



ところで高齢者のサクセスフルとは、病気や障害が無いことのみを指すのではありません。


人が生きている限り、病気も老いも死も逃れることはできない。


その中で、病気があっても、障害があっても、身体が弱ってしまっても,それらを抱えた上での自分の置かれた状況への適応を模索することで、幸福を感じられる様になるのだと知り、前期高齢者への仲間入りが目の前に来ている私にとって、希望の持てる学びとなりました。



さて、新学期は何を履修しようかしら。


選択を間違えても間違えなくても、自分にとっては新しい学びに繋がるので楽しみです💕