履修科目の登録は単位認定試験の結果を見てからにしょうと思っていたので、郵送されてくる試験結果を心待ちにしていました。


結果はどちらも最高点で合格、良かった~。



基本、自分の得意なもの或いは興味のあることしか勉強しておらず、毎学期2教科しか登録していないから、単位認定試験の度に自己評価を上げることができます。


大学卒業のための勉強ではないし、単位認定試験のための勉強でもないとはいえ、試験の結果が良いと気分が良いしモチベーションも上がります。


家事やら何やら大方のことは本当は苦手で楽しくも無く、ほとんど義務感のみでこなしているので、ルーチンには強いけれど全てのことが邪魔臭く感じてしまうシングルタスクの私には、心地の良い刺激になっていると感じます。



ところで私の先輩でもある息子は、散々悩んだ末に継続入学することを決めました。


前の大学に息子が通っていた頃は、大学は4年で卒業するのが当たり前だと思っていたのに、今では

「何年でも息子が納得できるまで在学したらいい」

と考えている私です。


『こんな夜更けにバナナかよ』を読んで

「自立とは、誰の助けも必要としないということではない。どこに行きたいか、何をしたいか自分で決めること。自分が決定権をもち、そのために助けてもらうことだ。」

という自立もあると知ってから、自立にも色んな種類があって定職に就き収入を得ることのみを言うのでは無いと考える様になりました。


世間一般的な自立を息子に求めることこそが、息子から自己肯定感を奪い生きる気力さえ奪ってきたのだと私が気付くまで、長い年月が必要でしたが。


興味も学ぶ内容も全く違うけれど、大学での学びを親子で続けている私達です。