ゴールデンウィークに入ってすぐ面接を受けたところから、連休明けに不採用の通知と履歴書が送り返されてきて、
「就活はしばらく休む」
と宣言した娘。

とうとう心が折れてしまったか?と心配したけれど、その後しばらくしてから、急に閃いた様に
「これはもしかして、神様が私に絵を描けって言ってるのか?」
と言い出しました(笑)

以前から
「就職したら、絵は描けなくなるかもしれない」
とは言っていた娘ですが、就職できていない今こそ、絵を描くチャンスだ!と思い付いた様で…。

そしてパソコンのお絵描きソフトの体験版で、ペンタブを使っての絵を描く練習をはじめました。

既に、暑中見舞いや来年の年賀状のイラストなど、何点か手描きでの応募はしているのですが、最近は手描きよりも、パソコンのデータでの募集の方が多いんだそうです。

ずっと手描きに拘ってきて、その拘りもありだと私は思っていたけれど、ここにきて娘は、この先イラストレーターとしてやって行くつもりならば、苦手なパソコンでの絵の練習にも、挑戦してみようという気になったみたいです。

なかなか思う様には描けないけれど、楽しいと夢中で練習しています。

一年以上も前にペンタブを購入しておいて、パソコンでは思う様に描けないからと、ずっと放置し続けていたのに、この心境の変化はいったい何なのでしょう(笑)

今回選んだ体験版が娘に合っていたのか、もしかしたら購入するかもと言っていましたが、練習が楽しいと思えるのは何よりだと思います。



フリーでやって行くのは難しいと、専門学校の在学中に先生に教えられていたので、会社勤めの方がいいと思い込んでいた娘は、就活をやってみて、結局は自分にとってはどちらも難しいのだと気付いた様で、それならばと自分で働き方を決められるフリーに挑戦してみる気になった様です。

そうそう、フラワーアレンジメント教室の、お試しにも挑戦するんだそうです。

なにせ10年前に
「あなたは花屋さんになっています」
と自分の将来を予言していた娘だもの。

その予言は今のところ当たってはいないけれど、自分が気になるものに挑戦できるチャンスが巡ってきているのならば、結果はどうであれ、何でもやってみたらいいと私は思っています。

挫折や失敗でさえも、今の娘には肥やしになってしまう気がします。

この、不採用続きの就活さえ、娘がやってみたいことのひとつだったのでしょう。

私みたいに、本当はやってみたかったことを我慢して、それを親のせいにし続ける様な人生は、送らんでもいいと思ってます。



体力も無く不器用で、二つのことが一度にできないタイプの娘は、社会人となるための基礎を、社会人に前になる前から積み上げることを求められる昨今の傾向に逆らって、学業のみを優先してきました。

就活中、募集要項を読んでは
「あたしは会社勤めには向いてないのかもしれん」
と溢してはいたけれど、娘のそんなやり方が花開くのは、まだ先のことなんだろうと思います。

だからやり方が間違っているとは、今もこの先も言えないと、私は思っています。



娘の様に、働こうと思っても内定が取れなくて働けないのか。

私の様に、入社してからの過剰適応で、身心ともに病気になってしまうのか。

私達の様な不器用系が、いざ働こうと行動を起こした時に出る結果はきっと、その二つに一つだけではないのでしょう。

それが何かを娘が見つけるのは、まだまだこれからであり、試行錯誤の日々はこの先も続くと思われますが、私はただ応援するのみです。

とは言っても、もう今は学費もいらないし、確実な収入は見込めないとしても、娘が試そうとしていることに、いちいち口出して邪魔をしないことと、ご飯を作ることだけなんですけどね(笑)