実はうちの娘、就職活動が終わっていません。

つまりは就職できていません。

アルバイトの面接さえも受かりません。



なぜ自分は雇ってもらえないのか?と娘は考えた様で、
「コミュニケーション能力が無ければ、ただ絵が描けるだけじゃ、会社では働けない」
って言ってました。

娘は、ことばや文字、身振りなどによって、自分の意思や感情や思考などを、伝達し交換するのが苦手だったからこそ、今まで自分の得意な絵で、それを表現してきたのだけれど、就職活動を頑張れば頑張るほど、会社が求めるのは、娘が苦手とすることができる人達であると思い知らされ、それでもどこかに、こんな自分でも必要としてくれる会社があるのではないかと思って、ずっと探し続けていました。

書類審査で落とされて、面接もしてもらえない日々が続いたから、面接してもらえたら、それだけでも嬉しいとか、はじめは言っていました。

でも、質問に一生懸命に考えて必死で答えても、咄嗟には言葉が出なくて、上手く答えることのできない自分に気付くたび、
「ああ、もう駄目だ」
と思ってしまうんだそうです。

面接しても、お祈りメールさえ届けてくれない会社もけっこうあるんですね。

知らなかった。

その場合は、面接から1週間以内に何の連絡も無ければ、不採用ということらしいです。

もしかしたら採用してもらえるかもと淡い期待とともに、1週間、悶々と待ち続けている娘は
「春休みが終わらないよ。夏休みになってしまうよぉ」
とかいつも冗談を言って笑っていました。

こんな時でも笑ってられるんや、強い子だなぁと思っていたら、
「本当は、いまだに就職できない自分の将来が、不安で不安で仕方ないんや。自分が就職できないなんて思わなかった」
と、とうとう弱音を吐きました…。

そして
「ああ、世間はゴールデンウィークやったんや…」
と言いました。



ゴールデンウィーク中も、面接の結果をずっとずっと待っていました。

採用の電話は、かかってきませんでした。

春休みが終わらないなんて笑っていたけど、気持ち的には休めてなかったんじゃないかな。



考えてみれば、若い頃の私は、アルバイトでも、再就職でも、直ぐに採用してもらえたので、雇う側の条件と、こちらの希望さえ一致すれば、すぐに雇ってもらえるものだと簡単に考えていました。

全く仕事のできなかった私が、なぜ直ぐに就職できたのか。

時代が違うのか。

今は、アルバイトにさえ、ペーパーテストとかあるんですね。

ビックリしました。

私は今まで、娘の就職活動について、自分の経験から色々考えてきましたが、現代の就職事情がどうなっているのか、それさえもよくわからない私の経験なんて、何の役にも立たないということだけは、今回の娘の就活で、非常によくわかりました。





「今のあたしいったいなんなん?無職?ニート?」
と娘が言うので
「無職でもニートでもええやんか。求職中の人は、みなダメ人間なんか?」
と聞いたら
「そんなことない」
と答えたので
「なら堂々としとき」
と言ってます。

こういう言葉には素直な娘、堂々と自分がやりたいことをやってます(笑)





そうそう、娘のインコの絵のトートバッグが出来上がりました。

まずは私が普段に使ってます。

娘は自分では使わないけど、作ってもらえて嬉しいって言ってました。

阪神タイガースファンの父が、インコではなく、娘のトラの絵のトートバッグが欲しいと言うので、今、業者さんに依頼中です。

さてさて、このトートバッグをどのように展開していくのか、まだまだ考案中です。

考えるの、楽しいです。

息子が高校生の時に書いた
『まず一歩 急に百歩は進めない』
は、すっかり我が家の家訓になっています(^^)



私は毎日、SEKAI NO OWARIの『サザンカ』を口ずさみながら家事をしています。

これって、夢を追う人への応援歌だとずっと思っていたけど、私の中では夢を追う人を応援する人への応援歌になっています。