命をかける17歳に | ときおりブログ-珠理奈を見守りながら-

ときおりブログ-珠理奈を見守りながら-

松井珠理奈さんの成長をそっと見守りながら、ときおり更新し、ときおり違うお話も、していきたいと思います。

夜明け前の静寂、それは私が一日で、一番好きな時間です。


そんな時間さえ景色が止まって見える気持ちがずっと続いていました。


いつもの6畳の洋室、古ぼけたパソコンに向かった時には、厳かな深い青が包んでいた窓の外が、今はもう、鮮烈な白が塗り替え始めています。



昨日、なんの前触れもなく、唐突に突きつけられた、無神経で無配慮なコメントに、逃げる事なく、呆れるくらい誠実に向き合う珠理奈の姿がありました。


松井珠理奈に、多くのアンチが存在し、心無い誹謗中傷が向けられている事は、48Gファンなら誰しもが知っている事です。


それは、ファンからすると、本当に悲しいし、悔しい事です。


ただ、珠理奈は常に前を向いて、愚直に頑張っていますので、その背中を静かに支える事で、力になりたい、そんな風に思っています。


このブログにしても、ほんのささやかな力かもしれませんが、一人でも多くの方に、珠理奈の事を正当に評価してもらえたら、という想いで始めたようなものです。


それでも、心が痛むのは、珠理奈本人が、このようなむき出しの「言葉の暴力」を目の当たりにし、その悪意を直接、受けてしまう事です。


ファンならば、いくらでも、耐えましょう。そんな事もわかった上で、ファンでいるのですから。


ただ、そういう事に、珠理奈本人が向き合ってしまう、という状況は、出来る事なら、避けたかった。もちろん、珠理奈自身も、自分にそうした声がある事は、理解しているでしょう。


「大声」からの、壮絶な体験を考えれば、当たり前です。それでも、いろんな大切なものを投げ打って、このグループで、懸命に走り続けてきたわけです。


そうした自分の歩みを、自身のファンはもちろん、48Gファンにも少しは認めてもらえてきたのかな、と自信を持ち始めていたでしょうから、尚更、つらい。



私は、今回の事を、「755」の問題が露呈した、とか、珠理奈のAKB完全移籍問題にすり替えるべきではないと考えています。


「755」がこうした問題を起こす恐れがある事など、最初からわかっていた事ですし、珠理奈の移籍問題に至っては、今回の事とは全く別問題です。


昨日、珠理奈に起こった出来事の最大の問題点は、ファンの在り方であり、「想像力」の問題です。


その気になれば、なんだって凶器になります。包丁、カッターナイフはもちろん、ボールペン、腕時計すら、そうなり得るのです。


要は、使う側の問題です。それを使う人間にモラルがあり、想像力があれば、たとえ目の前に、包丁があったとしても、間違った使い方はしない。逆に、そうした常識、想像力が欠如した人間なら、鉛筆ですら凶器になるでしょう。


今回、珠理奈にモラルも想像力のかけらもないようなコメントを投げつけた方が、どのような真意で、またどんな立場で誰かのファンなのかもわかりません。


ただ、ファンとは何なのかを今一度、考えて欲しいと思います。たかがファンです。メンバーに対して、「居なくても良いので」などと、決して言える存在などではありません。


「命をかけてきた・・」という17歳の少女に、向けられるには、あまりにも悲しい言葉です。


ファンである前に、一人の人間として、想像力を持って欲しいと思います。そして相手と自分の立場を置き換えて思考する力を持つべきでしょう。


無神経で、無配慮なむき出しの「言葉」は、暴力以外の何者でもない。「言葉」は凶器にもなり、人を傷つけ、更には、取り返しのつかない事態を招くこともあります。


自戒も込めて、その事を強く噛み締めたい。



それでも、神様はいるのでしょうね。


そんな、誠実で勇気のある17歳に、素敵なプレゼントをしてくれたようです。


私は、前田敦子さんのファンではありませんでした。もちろん、AKBに目を向けるきっかけとなった重要なメンバーの一人ではありましたが。


それでも、珠理奈ファンとして、前田敦子という存在はやはり特別なメンバーです。


珠理奈の悲しみ、苦しみを共有してあげられるのは、彼女しかいないし、この48Gの歴史の中で、それぞれが、独立した名前を持つ、特別なメンバーです。


そんな尊敬し、大好きな先輩と、食事をして、いっぱい話も出来たとの事。とても嬉しそうで何よりです。


やはり、どんなにファンが支えても、埋められないものがあります。


この時間が、偶然なのか、意図したものなのかは、わかりません。偶然だとしたら、本当に、素敵な偶然もあるものです。まだまだ、この世界も捨てたものじゃない。(笑)


とにもかくにも、あっちゃん、ありがとう。


珠理奈推しとしては、その想いだけです。



そんな嬉しい出会いが、珠理奈に「力」を与えたのかもしれませんが、珠理奈からもポジティブな気持ちが発信されています。


最初の、「・・悲しいです。」という言葉から、「・・悔しくて・・・。」に変わり、最後は、「改めて気合いが入りました。燃えてきました。ありがとうございます!!」と締めています。


この言葉が、たとえ、強がりであったとしても、それは、ファンが詮索する事ではないでしょう。少なくとも、私はそう思っています。


珠理奈がそう言うならば、その言葉を素直に受け取り、そっと背中を支えるだけです。まだまだ、夢の途中、こんなところで立ち止まってなんかいられません。前さえ向いている限り、きっと後悔などしないでしょう。




窓の外は、空がすっかり活力をみなぎらせています。気持ちの良い秋晴れです。後ろを振り返ると、昨晩、シャンプーしてあげた愛犬が、私をじっと見つめています。(笑) どうやら、この瞳の色は、抱っこしてくれ、というもの。まだ街がウォーミングアップをしているうちに、散歩に出かけようかな・・。